この記事は MICIN Advent Calendar 2023 の17日目の記事です。 前回は小泉さんの「エンジニアがfigmaに入門してデザインを加速させる」でした。 MICINのDTx事業部でアプリケーションエンジニアをやっている佐藤です。直近で、認知行動療法を行うアプリケーションの開発を担当していました[1]。本稿では、そのテストコードの実装の際に考えたことを書きます。 重要なケースを網羅するテストコードを書きたい 今回のアプリケーションでは、考慮すべき状態の数が多く、その状態に基づく画面表示の条件分岐も多いため、仕様を整理するだけで大変でした。これに対応するテストケースの数は当然多くなります。だからこそ、ロジックの単体テストで、重要なケースを網羅しておきたいと考えました。 以下、本記事での説明のために必要な要件などを簡単に示しておきます。 要件 アプリケーションの要件は、以下のよ