基本的に雑誌好き。ものごころがついた時には、母が定期購読をしていた『暮らしの手帖』と『家庭画報』を見ていました。でも、仕事として具体的に意識するようになったのは、大学に入ってからですね。 大学はキャンバスの芝生の緑に憧れたのと、理系の科目で文系の学部が受験できた数少ない大学だったことからICUを選びました。ところが、大学に入ってみたら帰国子女が多くて、日本語と同じぐらい流暢に英語がしゃべれる人ばかり。1年時は英語しかやらないんですが、15人ぐらいの少人数クラス制なので、会話が出来ないと目立っちゃうんですよ、出来なさが。もともと英語は好きだったはずなんですが、そんな環境なので、なんだかものすごい落ちこぼれ感がありましたね。 でも、そこで帰国子女の子たちと一緒に過ごした時間が、すごく自分のことを考える時間になったのは事実です。当時は、ICUの卒業後は日本企業なんかには目もくれず、外資系企業でバ