ノルウェーのオスロ発--ウェブフォーマットの標準仕様であるCSS(カスケーディングスタイルシート)は、知る人の比較的少なかった長い期間を経て真価が認められ、新世代のインタラクティブで洗練されたウェブページの開発技法として中心的な役割を担うようになった。CSSは現在、新たな方向に発展しようとしており、この技術を生み出したHåkon Wium Lie氏は、新たな方向に改良が進めば、CSSを使ってさらに複雑なウェブページのレイアウトができるようになると考えている。 Opera Softwareの最高技術責任者(CTO)でもあるLie氏は、オスロで行われたインタビューで「レイアウトのためには、まだやるべき重要な作業が残っている」と語った。現在策定中の新しいCSS3は多段組みのテキスト配置に対応しているが、「CSSで新聞の紙面を模倣することはできなかった」。 現在、グリッドレイアウトおよびテンプレー
![CSSの生みの親、新しいウェブレイアウトの可能性を描く](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2f0d92aabfe571213fbacf44c17bc757e454a12f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2010%2F12%2F11%2F8f3bf924416caa675fe766010fe95241%2Fstory_image%2F2042%2F20421554%2FhakonWiumLie_184x138.jpg)