ブックマーク / satoshi.blogs.com (8)

  • 放送と通信の壁に穴を開けたパナソニック

    パナソニックが「テレビ放送と同時にネットから取得した情報を画面には表示しない」という放送業界と家電業界との紳士協定を破ったとして、新型テレビのCM放送を拒否されているそうだ(参照)。 一見何気ないニュースだが、これは既得権益を守るためのルールでガチガチに固められてイノベーションが起こりにくくなっている日としては、非常に画期的なことである。 日テレビ放送には、BML(Broadcasting Markup Language)という仕様で文字を送る仕組みがついているが、これをわざわざ HTML にしなかった理由は、放送と通信の間に人為的な垣根をもうけて放送局の既得権益を維持しようという試み以外の何物でもなかった。 今回問題となっている「テレビ放送と同時にネットから取得した情報を画面には表示しない」という紳士協定も、テレビ放送にネットから取得してきたTweetや広告を重ねて表示されては、付

    sugibuchi
    sugibuchi 2013/07/07
    BMLが既得権益を守るため云々について解説が欲しい。調べたらBMLはXHTMLのサブセットで成立も例えばi-mode等と同年代。組み込みブラウザの機能に制約のあった当時ならサブセットを定義したのはそんなに変でもないような。
  • 「汎用タブレット市場」はそもそも存在するのか?

    今朝、私の目を引いたのは、「iPad Sales May Lead to Huge Missteps by Competitors」という記事。AppleiPadが飛ぶ様に売れている事に目を付け、Samsung、Motorola、Research In Motionなどが続々とタブレット市場に進出しているが、ユーザーが欲しているのは単なるタブレットではなくてiPadであり、需要がないところに無理矢理商品を押し込んだところで在庫が増えるだけだ、という警告。 確かに考えてみると、私の回りにiPadを持っている人はたくさんいるが、iPad以外のタブレットを持っている人は見た事がない(唯一の例外はUIEジャパンが開発用に購入したGalaxy Tab)。 パソコンやテレビの場合、消費者はまず最初に「そろそろパソコン/テレビを買おう/買い替えよう」と思い、次に「パソコン/テレビならどのメーカーのもの

    sugibuchi
    sugibuchi 2011/08/07
    現状に対する観察だけで将来にわたってもそうなのかなぁ。スマホでもAndroid機が出始めた頃は似たような事象はみられたような気がするけど今ではAdnroidケータイ市場が存在しないと言う人はあまりいない。
  • Life is beautiful: Androidタブレットはヨドバシカメラの「Androidタブレットコーナー」に横並びにされた時点で負けだ

    今年のCESについてだが、すでに「感心した商品」と「自分も関係していてうれしかった発表」に関しては書いたので、今回は「これはだめかな」と思ったもの。 まずその筆頭は「3Dテレビ」。これ以上大きくすることも薄くすることも解像度を高くすることもできなくなってしまった「成熟しきった」デバイスであるテレビに何とか付加価値を付けようという気持ちも分からないでもないが、正直言ってこれはいらない。CESに出品されている最新の3Dテレビを見てもあまり感動しないし、そもそも目が疲れる。今年の末あたりになって、「結局3Dテレビって何だったの?」という話になると私は見ている。 二番目は「Android」。前にも書いたが、これから家電やスマートフォンの市場に新規参入しようというアジアのメーカーにとっては、Androidを活用して短い開発期間と低コストで「安かろう悪かろう」のデバイスを薄利多売で売りまくるという戦略

    sugibuchi
    sugibuchi 2011/01/16
    製品カテゴリが成熟する中で避けられない流れ。必要十分な機種が沢山出る中で値段の叩き合い、これって大半のユーザにとっては有り難い状況。負けなのは「タブレットメーカー」なのであって記事タイトルに偽りあり。
  • iPad活用術:iPadでパワポのプレゼンをする方法

    iPadのような「新しいおもちゃ」を手に入れたら、出来るだけ色々な場面で使って満足感を増したい、さりげなく使うところを他の人に見せて優越感に浸りたい、と思うのは、このタイミングでiPadを入手するような典型的なアーリーアダプターとして当然の要求。 そんな人におすすめなのが、iPadを使ったプレゼンだ。ミーティングの場に、ノートパソコンの代わりにiPadだけを持って行き、おもむろにiPadをプロジェクターに繋げ、プレゼンをする。注目を浴びること、間違いなしだ。 用意すべきは小道具はiPadをプロジェクターに繋ぐためのiPad Doc Connecter (2980円、Apple Storeへのリンク)。そしてアプリはCloudReadersを使う(こちらは無料)。Version 1.10からは外部モニターをサポートしているので、その機能を使ってプロジェクターにスライドを映すのだ。 プレゼンの

    iPad活用術:iPadでパワポのプレゼンをする方法
    sugibuchi
    sugibuchi 2010/06/06
    あまり本質的でない事柄で注目を浴びてもさほど嬉しくないような・・・iPadならではのプレゼン方法の提案ならともかく、PCで出来る事をiPadでリプレイするだけでは、ちょっと。
  • iPadのインパクト:電子書籍のビジネスモデル

    Tech Waveの「iPadに期待する米出版業界、期待すれば裏切り者扱いされる日の業界【湯川】」という記事を読んでから色々と気になったことがあったので日における書籍の流通の仕組みについて調べてみた。 とても参考になったのが、少し古いが「書籍の価格構成比をめぐる小考」というブログ記事。流通マージン等に関して、具体的な数字が列挙されているのがうれしい。 紙代:6% 製版・写植代:12% 印刷・製代:7% 編集コスト:3% 版元粗利:32% 著者への印税:10% 取次マージン:8% 書店マージン:22% この数字(特に写植代と取次マージン)がそもそも電子写植・大規模店舗・オンライン店舗・チェーン店の時代に適切かどうか、という話はひとまずおいておいて、電子書籍の時代にどうなるかを考えてみる。 紙代:0% (不要) 製版・写植代:?% (はるかに低コスト) 印刷・製代:0%(不要) 編集コ

    sugibuchi
    sugibuchi 2010/03/27
    逆に言えば紙を捨てても削れるコストは高々3割であり電子化されても本の値段は半額とか10分の1にはならないという認識は読者として必要かな。あと複数の電子書店を競争させ書店マージンを引き下げる市場設計が必要。
  • Google TVを作ってソニーに何の得があるのだろう?

    今週は先日ベータリリースしたばかりのGoogle App Engineアプリのアップデートで忙しいのに、こんなネタを振られては書かざるを得ない。もちろん、「グーグルとインテルとソニー、「Google TV」デバイスを共同開発か--米報道」のこと。 Googleにとってこれが良い話であることは誰にでも分かる。先日のセミナーでも指摘したように、先進国では既に飽和状態にあるGoogleのマーケットシェア。これ以上の利益を上げるためには、パソコンやスマートフォン以外のデバイスもネットに繋いで、全人類を「どこにいてもネットに繋いでいる状態」にしたいわけで(別名「全人類ネット中毒計画」)、Sonyのテレビを皮切りに、Samsung、Panasonic、Sharp、と主要なメーカーのテレビGoogleのサービスに繋いでもらうためなら金を出しても良いと思っているぐらいだろう。 Intelにとってもこれは

    sugibuchi
    sugibuchi 2010/03/18
    仮にOSSであってもプラットフォームを定義する主要プレイヤー側に回らんとじり貧だしNexusOneがAndroid2.1を先行して乗せてきたように多少は先行者利益もあるのかと。
  • もし日本のメーカーが iPhone を発売していたら..

    iPhoneは会社から支給されて使っていますが、非常に使い勝手がいいです。 ただ、これでは、いまほど欲しくならないことはたしかですね。 他の機種と同じ土俵の上に上がってしまっているので、「なんかいろいろ機能がごてごて付いてる中の携帯の一つ」というところでしょう。 つまり、「売れるモノも売れなくなる」、「売り方次第」ということを今更ながら思い知らされました。

    もし日本のメーカーが iPhone を発売していたら..
    sugibuchi
    sugibuchi 2010/03/07
    あわせて見たい http://www.apple.com/jp/iphone/why-iphone/ Appleの広告は道具としてそれが何者であるか明らかにし、次に実現する使い道をアピールし、実装する機能は最後。日本の広告は実装する機能をまず並べ以降はわけわかめ。
  • アップルの30年ロードマップ

    昨日、日経BP主催のAndroidに関するセミナーで講演+パネルディスカッションをしたのだが、パネルディスカッションを一緒にさせていただいた、日通信の福田尚久氏との話(特に、楽屋に戻ってからの非公開の話)が興味深かった。 福田氏は、スティーブ・ジョブズがAppleに戻り、Microsoftからの資金調達、iPodのリリース、アップル直営店の展開、という今のAppleの成功の基盤となる「奇跡の復活」を遂げた時期にジョブズの側近として活躍した人。 彼に言わせると、今のAppleのビジネス戦略は、倒産寸前だった97年当時に作った「30年ロードマップ」に書かれた通りのシナリオを描いているという。 もちろん、具体的な内容は企業秘密でもあるので直接聞き出すことはできなかったが、ここ12年の間にアップルが出して来たもの(iPod, iTunes, iPhone, Apple TV, Safari, O

    sugibuchi
    sugibuchi 2009/12/04
    ただタブレットにしてもゲーム機にしても今後5年程度の比較的短いスパンで予想される事であって30年ロードマップ全体で見れば前半15年間の話に過ぎない。ロードマップの後半15年間にはどんな未来図を描いているのか。
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