4月13日、ソニーは、土日勤務など今夏のオフィス節電案を組合に提示した。都内の同社本社で2009年1月撮影(2011年 ロイター/Toru Hanai) [東京 13日 ロイター] ソニー6758.Tは13日、夏の電力不足に備えた節電対策案をまとめ、組合側に提示した。 同社広報によると、(1)今年7―9月の土曜日または日曜日を会社稼動日と設定して振替休日を平日に設けるほか、夏場に2週間程度の一斉休日を設定する、(2)「ソニー版サマータイム」として、通常は午前9時(または9時30分)としている出社時間を数時間早める――の2案が中心で、今後の組合との協議で詳細を詰めて、正式に決定する。 この案はソニー単体が対象で、港区本社・品川区の旧本社、神奈川県厚木市の研究所、藤沢市のカスタマーセンターなどオフィスビルにおける業務用電力の節電対策。生産工場における産業用電力の抑制策については、オフィスでの節