上田札幌市長が4選不出馬 知事にも立候補せず (08/27 19:31) 札幌市の上田文雄市長(66)は27日、来年春の次期市長選に出馬しない方針を固めた。民主党北海道に擁立論がある道知事選への出馬も見送り、市長3期で引退する意向。多選を避けたい思いがあることや、11年余りの市政運営で市の借金削減など、力を入れてきた施策に一定の道筋がついたと判断した。後継候補は指名しない考えだが、出馬の意向を固めた秋元克広副市長(58)が基本的な施策を継承するとみられる。 上田市長は29日に後援会の幹部会合を開く予定。北海道新聞の取材に対し「まずは後援会と話をしたい」と述べた。 一方、民主党北海道は6月に4選に意欲を見せている高橋はるみ知事の対抗馬として、上田市長を軸として選考を進める方針を決めているが、上田市長はこれを受けない意向。<どうしん電子版に全文掲載> 前の記事 次の記事