ウクライナ東部での戦闘を巡り、ロシアやウクライナなどは首脳会談を開くことを目指して、ベラルーシで10日、事前協議を開く予定ですが、ウクライナ東部の交通の要衝では激しい戦闘が続き、首脳会談の開催で合意できるかどうかは予断を許さない情勢です。 ウクライナ東部で激化する戦闘を巡り、ウクライナと親ロシア派の後ろ盾となっているロシア、それに、調停役のドイツとフランスの首脳は、11日に4か国の首脳会談の開催を目指すことで合意しています。 この会談の実現に向けて、ベラルーシでは10日、ウクライナ政府と親ロシア派、ロシアとOSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構の代表が協議し、停戦の条件や東部の地位などについて事前の協議を行うことにしています。 しかし、こうしたなかでも、ウクライナ東部では、交通の要衝デバリツェボを巡る親ロシア派と政府軍の激しい攻防が続き、親ロシア派はデバリツェボに通じる道路を制圧して政府軍の