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2016年3月4日のブックマーク (1件)

  • 2月25日(木) 平成の「中間小説」 - 目黒考ニの何もない日々|WEB本の雑誌

    いやはや、驚いた。「中間小説の定義が変わってきているのを知っていましたか?」とある編集者に言われたのである。え、どういうこと? 中間小説とその時代、と副題のついた大村彦次郎『文壇栄華物語』には、「中間小説はその発足時においては、純文学と大衆文学の中間にあって、小説来の面白さを追求する、というのが建前であった」と書かれている。『新潮社100年』にはもっとひらたく、「中間小説とは純文学の作家が書く娯楽小説」という記述もある。 昭和二十年代から三十年代の前半にかけて小説新潮が部数を飛躍的に伸ばしたのはその「中間小説」が当時の読者に圧倒的に支持されたからで、それが昭和四十年代初頭、五木寛之、野坂昭如などの登場によって若者たちの支持まで集め、小説新潮、オール読物、小説現代などの中間小説誌の全盛期を迎え、やがて現代のエンターテインメントに繋がっていく──というのが私たちの共通認識だ。今年古希を迎える

    sugimo2
    sugimo2 2016/03/04
    “彼らにとっての「中間小説」とは、ライトノベルとエンターテインメントの中間に位置する小説だというのだ”