「世界の8位」は中途半端な順位だ。 1位は誰もが称賛する。2位も3位も1位ほどではなくとも、称賛されるべきポジションだろう。「メダリスト」なのだから。 では8位はどうか? 一桁ではあるが、メダルには届かなかったという、この微妙なポジションは、その大会の位置づけや、選手への期待次第で、称賛の対象にもなるし、「惨敗」とも言われるだろう。 ここで取り上げるのは「総合馬術」。おそらくこの言葉を聞いて「ああ、あれね」と言う人は、ほとんどいないはずだ。日本では。 しかし、イギリスでは違う。 ましてや、その競技が『バドミントン・ホーストライアルズ』であると知ったら、多くの人は“Fabulous!” とか “Super!” などと言ってくれる。 近年の錦織圭選手の活躍よりずっと以前から、『ウィンブルドン』は多くの日本人が注目する、テニスの一大イベントと認知されている。『バドミントン』もそれに肩を並べる、総
![「バドミントンで8位」の価値は?大岩義明が世界的馬術大会で偉業。(北野あづさ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ab5554533ce81cdf445d2e3db828b61c325624b8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2Fb%2F-%2Fimg_fb49a8f34aad1aa8008004ce5c176ab9100913.jpg)