今月7日、北海道根室市の住宅で、地震による停電のため玄関で発電機を使っていたと見られる60代の母親と30代の息子が一酸化炭素中毒となり、一時、意識不明の状態になっていたことが警察などへの取材でわかりました。北海道では地震の後、3人が一酸化炭素中毒で死亡していて、警察は室内では発電機を絶対に使わないよう呼びかけています。 警察と消防が駆けつけたところ、2人はいずれも意識不明の状態で、病院に搬送されましたが、その後、意識は戻り、快方に向かっているということです。 警察などによりますと、2人は一酸化炭素中毒で、住宅は当時、今回の地震の影響で停電しており、玄関には発電機が置かれていたということです。 警察は、発電機から出た排気ガスが原因とみて調べています。 北海道では、地震の後、岩見沢市などで室内で発電機を使っていた男性3人が死亡していて、警察は室内では発電機を絶対に使わないよう呼びかけています。
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