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ブックマーク / mandanatsusin.cocolog-nifty.com (4)

  • 紙か電子か『ナナのリテラシー』 - 漫棚通信ブログ版

    フィクションとしておもしろく、ルポルタージュとしておもしろく、メタ的におもしろい。 ●鈴木みそ『ナナのリテラシー』1巻(2014年KADOKAWA/エンターブレイン、650円+税、amazon) ●同キンドル版1巻(2014年鈴木みそ、税なし400円、amazon) 書影左が紙の、お値段は650円+税。書影右はキンドル版で、ご存じのとおりアマゾンの電子書籍は日国に税金を払っていませんので税抜きじゃなくて税なし、さらに価格設定がお安く400円となっております。 この二冊、発行/発売が異なってて、紙のKADOKAWA/エンターブレインから。キンドル版は、著者人「鈴木みそ」が販売しています。 書影イラストは、著者のとしてはめずらしく美少女+花が散るバックという、なんてあざといんでしょ、と驚くようなデザイン。ねらってるな。それはそれとして、発行/発売元が違うのに同じデザイン。さて、なぜ

    紙か電子か『ナナのリテラシー』 - 漫棚通信ブログ版
  • 限りなく大きなテーマ『ZOOKEEPER 』 - 漫棚通信ブログ版

    青木幸子『ZOOKEEPER 』が全八巻(2006年~2009年講談社、各514円~533円+税、amazon、bk1)で完結しました。最後まで全力で走りきりましたね。 同じ講談社「イブニング」の『もやしもん』も最初は、菌を見る超能力を持った主人公が農大でおこる珍事件・難事件をたちどころに解決! という設定だったのでしょうか。最近は主人公のカゲがすっかり薄くなってますねー。 『ZOOKEEPER 』も似た設定で始まりました。温度を目視する超能力を持った動物園の新米飼育員(♀)が、動物や人間たちのさまざまな事件をその能力で解決してゆく。 ただしこの能力、ずいぶん地味でして、要は赤外線カメラ/サーモグラフィみたいなもの。主人公の能力でハデな結果を得ることもたまにありますが、通常は動物の病気を早期発見したり、ヒトがウソついてるかとか怒ってるとかを判断できるぐらい。まあ言ってみれば「観察力が鋭い」

    限りなく大きなテーマ『ZOOKEEPER 』 - 漫棚通信ブログ版
  • 本がなくなる未来『ダイホンヤ』『ラスト・ブックマン』 - 漫棚通信ブログ版

    前エントリで、「」がなくなる時代がもうそこまできてる、かもしれないと書きましたが、これを予言した傑作マンガ。旧作ですが。 ●とり・みき/田北鑑生『ダイホンヤ DAI-HONYA 』(2002年早川書房、1500円+税、amazon、bk1) ●とり・みき/田北鑑生『ラスト・ブックマン THE LAST BOOK MAN 』(2002年早川書房、1400円+税、amazon、bk1) えー、まず書誌的なことを書きますと、『ダイホンヤ』は、「月刊アスキーコミック」(月刊コミックビームの前身ですな)1992年8月号から1993年9月号に連載、1993年にアスキーから単行化されました。 『ラスト・ブックマン』はその続編。「月刊コミックトムプラス」(あーこれも今はない)2000年7月号から2001年4月号に連載。2002年に早川書房から単行化。そのとき『ダイホンヤ』も早川書房から新装刊されまし

    本がなくなる未来『ダイホンヤ』『ラスト・ブックマン』 - 漫棚通信ブログ版
  • ネット上のマンガ家辞典 - 漫棚通信ブログ版

    ネット上で、おそらく世界最大のマンガ家辞典と言えるのが、オランダの書店が運営しているlambiek.netの「COMICLOPEDIA」です。なんと9000人以上の紹介があり、わたしも海外マンガ家を調べるときときどき利用させてもらっています。作家の絵を無断で掲載していて、著作権的にはアレなのですが、そこが辞典としてはありがたいところでもあります。 で、わたしも日人らしく、外国から日がどのように見られてるのかけっこう気になったりしますので、lambiek.netで日人作家の項目を調べてみました。 現在のところ、日人作家は203人紹介されてます。以下のひとびと。 ア 会田誠   http://lambiek.net/artists/a/aida_m.htm 青木たかお   http://lambiek.net/artists/a/aoki_takao.htm 赤塚不二夫  http:/

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