記事一覧 福井の飲食店の海外進出続々、なぜ 競争激しい国内よりも勝算 (2013年2月6日午前7時01分) 蒸しパン店やジュース店など福井県資本の飲食店が並ぶフードコート=中国・上海の上海森ビル グローバル化が加速する中で、福井県内飲食店の海外進出が目立ち始めている。先月28日には中国上海の超高層ビル、上海環球金融中心(上海森ビル)のフードコートに、サザンパワー(本社福井市、南真昭社長)の蒸しパン店「福井面包」がオープン。同じ場所には福井県資本の空揚げ、生ジュース店が並び、県内飲食店の海外展開を象徴している。背景には、サービスの競争が激しい国内よりも収益が見込めるという冷静な経営戦略もある。アジアを見据えた動きは広がりつつある。 ■200店目標■ サザンパワーは昨年6月、同ビルに空揚げ店を出店し、蒸しパン店が2店目。隣接している生ジュース店は福井市でデリスタイルカフェ「Veg.yard