新型コロナウイルスの感染拡大で、大幅に減少していた札幌市営地下鉄の乗客数が「コロナ禍」以前の水準に戻りつつある。落ち込みが激しかったのは国が緊急事態を宣言していた4~5月だけだ。10月以降、かつてない勢いで感染者数が増えても乗客数が減る兆しはなく、通勤通学ラッシュが常態化している。在宅勤務など出社を必要としない働き方が札幌では十分に浸透していないようだ。 札幌市交通局は10月、地下鉄利用者の多い「さっぽろ」(南北線、東豊線)、「大通」(東西線、南北線、東豊線)、「すすきの」(南北線)の3駅について、2019年4月以降の毎日の乗客数を、誰もが閲覧・利用できるオープンデータで公開した。 鈴木直道知事は感染の道内第1波を迎えた2月28日、独自の緊急事態を宣言し、週末の外出自粛を求めた。すると翌29日(土曜日)の乗客数は1週間前の22日(同)と比べると、さっぽろ駅が41%減の3万9513人、大通駅
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