前回の続きです。土田晃之のカッコ良すぎる芸人哲学について。 今回はテクニック編。 前回のエントリー: 土田晃之という生き方 当然、土田にも修業の時代はあった。 西堀:昔、先輩の喋りをビデオで見て練習したっていってませんでした? 土田:今田さんとか東野さんの番組は片っぱしから録って、間とフレーズを全部書いた。引き出しの出し方というか、「あー切り返しでこんなこというんだー」とかそういうのはすごい見てましたけどね。 おそらく90年代後半、ボキャブラブームが終わり、コンビU-TURNを解散した前後のことだ。 太田プロの芸人でありながら、先輩の片岡鶴太郎やダチョウ倶楽部ではなく、吉本興業所属の今田と東野をチョイスするのが、実に土田らしい。 つまり、同じ事務所の先輩に直接教えを請うよりも、当時のテレビバラエティの最先端を走っていた今田と東野のVTRから学んだ方が、より自分のためになると判断したのだろう
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