プレーや仕草の節々から、ワウリンカ(右)へのリスペクトが感じられるアルトマイヤー(左)。(C)Getty Images 世界ランキング186位のダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)という選手をご存じだろうか。これまで下部大会を主戦場として戦ってきた彼は、まだ22歳と若い選手。1年半ほど前には600位台にいたが、9月にはキャリアハイの183位を記録するなど上り調子だ。 そして現在開催中の全仏オープンでは、初戦で世界ランク57位のフェリシアーノ・ロペス(スペイン)、2回戦で同32位のヤン-レナード・ストルフ(ドイツ)、3日の3回戦では同8位のマテオ・ベレッティーニ(イタリア)と、格上選手を次々と、しかも全てストレートで下しての快進撃を続けている。 今大注目のアルトマイヤーだが、彼のプレーや仕草を見ていると、とある選手との共通点が数多く見つかるだろう。ラケット含め全身ヨネックスで、鋭く振り抜く片手