現地5月23日、男子テニスツアー「リヨン・オープン」(5月17日~23日/フランス:リヨン/クレーコート/ATP250)は、シングルス決勝を開催。第2シードで世界ランク5位のステファノス・チチパス(ギリシャ)が同49位のキャメロン・ノリー(イギリス)を6-3,6-3のストレートで下し、同大会初の優勝を果たした。 第1セットの序盤はサービスキープが続いたものの、ストロークが好調のチチパスは第8ゲームで先にブレークに成功。そのままセットを先取すると、第2セットに入っても勢いは止まらず、第6ゲームから4ゲームを連取した。 ツアー通算7勝目に喜びも冷めやらぬ中、チチパスは試合後の記者会見で「日本に住む11歳のれいこさんという少女に今回のツアー7勝目を捧げたい」と明かした。れいこさんは8歳の時にテニスコーチを務めていた母親を亡くし、精神的なショックから引き起こされたうつ病で現在も父親とともに入院生活
「今までの自分のテニスのなかで、一番すごいゲームだったかなって感じています」 迷いのない口調で、ダニエル太郎は明言した。 セルビア・オープン準決勝、対マテオ・ベレッティーニ戦。第1セットを1-6で落とし、第2セットもブレークされて迎えた相手サービスの第10ゲーム。敗戦まで3ポイントと追い込まれたその窮状で、彼の言う「すごいゲーム」が訪れた。 フォアのリターンウイナーで反撃の口火を切ると、果敢にネットに出てボレーを沈める。続いて再びネットで決めると、最後も会心のリターンウイナー。剣が峰で追いつき、もつれ込んだタイブレークを制して第2セットを奪取する。 第3セットは、連戦の疲労もあり相手に一気に引き離されたが、それでも「トップ10で、フェデラーやナダルにも勝てる選手相手に、疲れていながら最後に自分の力を引き出せたのは自信になった」と言葉に一層力を込めた。 このベレッティーニ戦に象徴されるように
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