この記事の3つのポイント 行動経済学を切り開いた心理学者、ダニエル・カーネマンが亡くなった 「プロスペクト理論」の論文は、経済学の一流学術誌で史上最も引用された カーネマンは米カリフォルニア大学バークレー校で行動経済学研究を展開した ダニエル・カーネマンが2024年3月27日に亡くなった。カーネマンは、1961年に米カリフォルニア大学バークレー校(以下、バークレー)で心理学の博士号を取得した、心理学者および行動経済学者である。なお、バークレーでの作法に従い、本稿において敬称は省略する。02年に実験経済学者であるバーノン・スミスとノーベル経済学賞を共同受賞した。カーネマンの授賞理由は「心理学を経済学に組み入れた貢献、とくに不確実性下での個人の意思決定における貢献」である。 行動経済学の中心地、バークレー 筆者は2017年にバークレーで開かれた「Celebration of 30 Years
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く