フランスの大手スマートデバイスメーカーWithingsが発表したハイブリッドスマートウォッチ「ScanWatch 2」は、日中と夜間の体温をトラッキングして、基礎体温からの変化を表示する。エネルギーの移動を測定する熱流束センサーや、周囲の温度と皮膚の温度の両方を測定する温度センサーに加えて、心拍センサーと加速度センサーからデータを取得するなど、複数のセンサーを組み合わせて体温を常にモニタリングする。価格は349.95ドル(約5万1000円)。 Withingsによると、体温を継続的にトラッキングすることで体温ゾーンが分かるため、ワークアウト中のパフォーマンスを最適化できるという。また、アクティビティー中の体温に基づいて回復時間も予測できる。 パンデミックの発生以来、スマートウォッチによる体温のトラッキングは注目を集めている。基礎体温からの変化が分かれば、症状が出る前に病気の発症を予見できる