【MLB移籍後初めて負傷者リスト入りした山本投手】 すでに各所で報じられているように、ドジャースは現地時間の6月16日に、山本由伸投手を15日間の負傷者リスト(IL)に加えることを発表した。 前日のロイヤルズ戦に先発登板したものの、右上腕三頭筋のハリを訴え2回終了時点で交代するというアクシデントが起こった山本投手に対し、試合終了後デーブ・ロバーツ監督が「IL入りする可能性は大」と説明していただけに、誰もが既定路線だと受け止めたのではないだろうか。 だがその後に衝撃的なニュースが舞い込んできた。16日の試合後にロバーツ監督が、山本投手が同日に受けた精密検査の結果を明らかにし、ローテーターカフ(回旋筋腱板)の損傷が確認できたため、当面は投球行為を凍結し患部の治療に専念する方針を示したのだ。 【回旋筋腱板の損傷は投手にとってリスクが高い負傷】 実は山本投手が上腕三頭筋のハリにより早期降板した後、