「俺、友達がいなかったんだ」 トレバー・バウアー(レッズ)、中学、高校時代の述懐である。 12月2日夜、渋谷の寿司屋。 来日していたバウアーは一緒に食事をした黒木知宏氏(元千葉ロッテ)から、「いつごろからトレーニングや科学的なアプローチに興味を持ち始めたのか?」と聞かれると、「トレーニングに興味を持ったのは中学時代から」と答えた。 そして「朝5時には起きて5時半から室内プールでトレーニングを始め、その頃から体の使い方を考えるようになった。学校が終わると、宿題をしてご飯を食べたら、近くの公園で外灯を頼りに夜10時ぐらいまで一人で練習をしていた」と、当時のルーティンを振り返っている。 もちろん、野球選手を目指していた。そのために一日を使っていると、友達と遊ぶ時間などなかった。 夏休みには「テキサスランチ」という、ヒューストンの郊外にある野球のトレーニング施設へ通ったという。そこでのトレーニング
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