2020年に読んだ経済学とか政治経済の本についてまとめておくのを忘れていた。あんな歴史に残る外生的ショックがあったのに。まあ昨年は英語学習と仏教に時間をかけるようになったのでやむをえないのであるが。 というわけで取り急ぎ。まずはModern Monetary Theory(MMT)関連書籍から。昨年は画期的な本が2冊でている。 世の中では難しいことを簡単に説明するのがよいことみたいになってるが、簡単に説明できることはそもそも難しくないのである。難しいことを簡単に説明できているとしたら、そこには誤魔化しや嘘があることがほとんどである。 この望月氏のMMTの解説書は誤魔化しなしで解説した硬派な一冊である。そのためには初学者にはやや読みにくいかもしれない。しかし必要なことは全部ちゃんと書いてある。初級編を卒業した人にぜひ挑戦してもらいたいなあ。 一方でステファニー・ケルトンのこちらはわかりやすい
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