18日、日経平均株価は8営業日連続で値上がりし、終値でことしの最高値を更新しました。インバウンド効果か“低PBR改革”の影響か、はたまた“投資の神様”と呼ばれるウォーレン・バフェット氏が来日した余波か。市場ではポジティブな要因が次々にあげられ、さらなる上昇への期待も高まりましたが、一方でその持続性を疑問視する声もあがっています。さまざまな見方が交錯するマーケットの現状を取材しました。(経済部記者 西園興起) 株価上昇を引っ張ったセクターは? 株価はことしに入って上昇を続けますが、3月10日以降、欧米の金融不安が広がったことで大きく値下がり。 しかし1か月前の3月20日を底に再び上昇傾向が続き、4月20日までの1か月の日経平均株価の上昇幅は1700円にのぼりました。 この間の株価上昇を主導したのはどのセクターだったのか。 4月20日までの1か月間で、TOPIX=東証株価指数の上昇率は5.7%