ブックマーク / www.globalmacroresearch.org (4)

  • ハイエク氏: 金融緩和でデフレを防ごうとすれば経済は悪化する | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート

    20世紀の大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が、著書『貨幣理論と景気循環』で、インフレ政策によってデフレを打倒しようとする考えを批判している。 デフレ打倒のためのインフレ政策 日では今円安が問題となっている。その原因はアベノミクス以来行われてきた金融緩和である。現日銀総裁の植田氏がそれを段階的に終わらせようとしているが、その速度は円安を止めるのに間に合っていないようだ。 日銀の植田総裁が円安を止められない理由 この緩和政策はもともとデフレを打倒するという名目で安倍首相(当時)によって開始された。 しかしその結果のインフレ政策は円安と輸入物価上昇によって見事にインフレをもたらしてしまった。 何故なのか? インフレ政策は何故インフレをもたらしてしまったのか。インフレが起こる前から筆者は「インフレとは物価上昇という意味だ」と何度も繰り返して主張してきたのだが、誰も信じなかった。辞書ぐら

    suikyojin
    suikyojin 2024/05/02
    インフレ以上にデフレは危険。全く同じように変化しているとしても、原材料の購入の方が商品の売却より前だから、商品の価格の方が、原材料の価格より変化の影響を受ける。利潤の方が商品の価格以上に変化する。
  • 日銀の為替介入で下落したドル円は買い場 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート

    4月29日の為替相場でドル円が一時5円以上も急落した。財務省と日銀による介入と思われるので、過去の為替介入の事例におけるドル円の動きなどを含めて解説してゆきたい。 ドル円急落 以下は4月29日のドル円の3分足チャートである。ドル円は朝10時台に一度160円の壁を突破したが、その後昼過ぎから急速に下落し、夕方には154円台半ばあたりまで下落している。 政府による為替介入の有無は後で公表されるまでは確定しないが、下げ方から言って恐らくは為替介入だろう。 為替介入と為替相場 為替介入だとして、介入が終わったかどうかもまだ定かではないわけだが、一般論として為替介入があった場合、為替相場はどう動くのか。 過去でもっとも最近に為替介入が行われたのは2022年であり、その時に経済学者でありアメリカの財務長官も務めたラリー・サマーズ氏が為替介入の効果について語っている。 サマーズ氏は次のように述べていた。

    suikyojin
    suikyojin 2024/05/01
    円高への介入はともかく、円安への介入は多少の時間稼ぎにしかならない。イギリス銀行がソロスらに負けたように、外貨は売れる額に限界がある。日銀が国債を買い続けられたのは、円なら売るのに上限が無いから。
  • サマーズ氏: インフレは有権者が紙幣印刷を支持したせい | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート

    アメリカの元財務長官でマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏がジョン・スチュアート氏によるインタビューでインフレについて語っている。 インフレの原因 インフレは2022年にようやく卓の話題になった。ファンドマネージャーや経済学者たちの話題になったのは2021年だった。ここで初めてインフレ危機について取り上げたのは2020年10月である。 金融市場にインフレの兆し: 金、原油、穀物価格が高騰 (2020/10/14) インフレはウクライナ情勢ではなくコロナ後の現金給付が引き起こした。それは3度の現金給付で急増したアメリカ国民の可処分所得とインフレ率のチャートを並べてみれば分かる。 だからサマーズ氏はこう説明する。 これまで起こったことはこうだ。未曾有の景気刺激があった一方で、経済は生産量を上げられなかった。需要は急増し、急増した需要が物価と賃金を押し上げ続けた。 簡単に言えばこうだ。お風呂にお

    サマーズ氏: インフレは有権者が紙幣印刷を支持したせい | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
    suikyojin
    suikyojin 2023/03/27
    貨幣数量説を盲信し過ぎでは……。現金好きの日本ですら、現金通貨より預金通貨の方がはるかに多い。給料を現金で渡す会社なんてゼロに近い。紙幣の影響を過大評価していると思う。
  • 日本国債の投げ売り急増、追加利上げがなければ日銀の量的緩和は半年で破綻する

    アベノミクス以降、もう10年近く大規模な金融緩和を続けてきた日銀行が、去年の12月に実質利上げを実行した。 日銀がYCC変更で長期金利の上昇を許容、日も金利上昇による景気後退へ (2022/12/20) その結果どうなったかと言えば、日国債の投げ売りが急増している。日銀が買い支えなければならなくなっているが、このままではそれも破綻してしまいそうだ。 日銀の実質利上げ 年末の日銀の政策変更は、正確に言えば長期金利の許容変動幅の拡大である。以前まではゼロ金利を基準にプラスマイナス0.25%の変動を許容していたものを、プラスマイナス0.5%の変動まで許容するということにした。 アメリカなど海外ではインフレによる利上げで金利がどんどん上がっていた中で、日銀は長期金利に上限を設けるイールドカーブコントロールで金利を変動幅上限に押さえつけていた。 それは2022年の急激な円安の原因となっていた。

    日本国債の投げ売り急増、追加利上げがなければ日銀の量的緩和は半年で破綻する
    suikyojin
    suikyojin 2023/01/18
    円は電子データだから、いくら増えても基本的に保有コストは、事実上ゼロのままです。日銀が国債を持ちすぎるのは正常ではないですが、現在の不況自体が正常では無いです。 https://suikyojin.hatenablog.com/entry/2022/12/25/183843
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