これまでの連載では、ソフトウェア要求管理の基本を理解していただくことを目標にして、RUPにおける要求管理の成果物とワークフローを取り上げ、要求管理の基本を解説してきました。今回はいよいよ最終回です。本連載の締めくくりとして要求管理ツールについてお話ししたいと思います。 [注] 要求管理ツールを説明するに当たって、要求タイプ、要求属性、トレーサビリティといった用語が出てきますので、もしこれらの言葉がぴんと来ない場合は、まずは、過去の連載を読み返してから、今回の記事をお読みになられると分かりやすいと思います。 要求管理ツールとは? 一般的に、要求管理(requirement management)ツールというと、開発チーム内で一元的に要求を登録、編集でき、その際に、変更履歴や変更理由を記録することができるツールを指しています。また、それらの基本的機能に加えて、要求ごとに、優先度・リスク・担当者
[レポート] ET ロボコン 2010 モデル座談会(前編) ~ゴールドモデラーが明かす、モデリングの秘訣~ 目次 1. はじめに 1.1 ETロボコンとは 1.2 座談会の参加者プロフィール 2. モデルシート全体に関する工夫 2.1 分かりやすい見出しで書き手のスタンスを明示した 2.2 モデルの読みやすさを意識してトレーサビリティを向上させた 2.3 複数のダイアグラムを読みやすくする工夫を施した 2.4 2009年と2010年の競技規約の差分に着目して分析した 2.5 性能面を走破戦略と技術要素の2つの視点に分けて分析した 3. 要求分析 3.1 ドメイン分析では、エリアごとに並行して戦略を検討できることを意識した 3.2 ユースケース分析では、アクターへの価値提供を強く意識した 3.3 要求図は、要求分析と構造分析をつなぐ目的で描いた 3.4 要求図の見方 3.4.1 包含はME
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