ご飯の糖質を低減できるとうたった「糖質カット炊飯器」。「糖質54%カット」といった表示に合理的な根拠が示されなかったとして消費者庁は10月31日、4商品をそれぞれ販売していた4社に対して景品表示法違反(優良誤認)で再発防止などを求める措置命令を出したと発表した。 4社は、forty-four(東京都渋谷区)、ソウイジャパン(同品川区)、EPEIOS JAPAN(同中央区)、HR貿易(同墨田区)。 消費者庁によると、4社は、糖質カット機能は炊飯する際に糖質を含んだ水を内釜の外に排出するなどの構造によって、通常で炊くよりご飯の糖質を5割ほど低減できるかのように自社ウェブサイトなどに表示した。 消費者庁が各社に表示を裏付ける資料の提出を求めたところ、通常炊飯したご飯と糖質カット機能で炊いた同量のご飯に占める糖質量の差を示す試験結果が提出された。しかし、糖質カット機能で炊いたご飯は通常炊飯のご飯よ
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