三省堂の「辞書を編む人が選ぶ 今年の新語」は、昨年当サイトでも大きくとりあげた。「KYは使われ始めて10年目?~三省堂「今年の新語2016」とは?」 それから1年、今年も「今年の新語」が発表される時期となった。 この「今年の新語」は、ユーキャン新語・流行語大賞などとは違い、辞書を編纂している人が「今後、辞書に載せたい」という言葉を選ぶもので、その年だけ流行して翌年には忘れられてしまう一過性の流行語などは基本的に選ばない。 そのため「そんな言葉流行ったかしら?」とか「そんな言葉何年も前から使ってるよ?」というような言葉がランキングに入ることもある。しかし、それがまさに「流行語ではなく、定着しはじめた言葉を選ぶ」という主旨の結果というわけだ。 というわけで「今年の新語2017」のランキングをみてみたい。