家族が帰ってきた声がして、聴いていた音楽を消す。カネコアヤノの『燦々』ってアルバムの曲を流しながら、タマネギを炒めていた。バイトが終わって、(というかフェードアウトして)頭の中を流れていたうるさい言葉が消えた。嫌いな人に会わないと何も考えないんだろうか。怒るために生きているわけじゃないのに、怒っていると生活が輝きがちだ。でも、私は嫌いな人に感謝なんかしない。 カネコアヤノ、言ってることも音もシンプルなとこがいい。あとは、怒鳴ってるみたいな歌い方とか、それがかっこいいこと とか、あんまり顔に色を塗らないところとか、それが綺麗なこと とかに、なんとなく救われるし、そういう新しさ全部含めてポップスターって感じがする。もっと売れないかなあ。でも、紅白出るくらい売れたらそれはそれで困るかも。当たり前なこと言っちゃった。あいみょん、母親も弟も好きで、みんなで車に乗るときはよく流れてる。私も好きな曲ある