水泳部の女の子と書道部の男の子が絶妙な体温でやりとりする青春ストーリーでありながら、父親探しに新興宗教や超能力まで絡むという、荒唐無稽かつ甘酸っぱいという見事なバランスを持った作品。初の単行本にして、いきなり「このマンガがすごい! 2015」のオトコ編第3位になるなど様々なマンガ賞にずらーっとランクイン! も納得の素晴らしい作品でした。
![『水は海に向かって流れる』 田島列島インタビュー | マンバ通信](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f0928cc7458f1794e3d28805cb56891598b151f5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmagazine.manba.co.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F09%2Ftajima_sub.jpg)
水泳部の女の子と書道部の男の子が絶妙な体温でやりとりする青春ストーリーでありながら、父親探しに新興宗教や超能力まで絡むという、荒唐無稽かつ甘酸っぱいという見事なバランスを持った作品。初の単行本にして、いきなり「このマンガがすごい! 2015」のオトコ編第3位になるなど様々なマンガ賞にずらーっとランクイン! も納得の素晴らしい作品でした。
先日の「王様ランキング」作者・goriemonインタビュー、たくさんの方に読んでいただいたようで。ありがとうございます。 で、その反響を読んでいたら、 「勇気がもらえた」 「43歳とは驚きだった」 という感想のほかに、 「これで無収入とは信じられない。なんとかして作者にお金を払いたい」 という感想が多く見受けられました。インタビューの最後に「単行本化の方向で進めている」とあって、刊行されればもちろんファンの方は購入するでしょうが、いろいろな準備を考えると、そんなにすぐには刊行されないだろうと思われ。 そんな折。 「王様ランキング」のLINEスタンプが発売されました!!!!!!! 今回使われているキャラクターは、ボッジとカゲの二人(カゲのママもいます)。 ボッジの「ムフンッ」も入っております。 「なんとかして作者に課金したい」と思っていた、そこのあなた。 今こそ、その時ではないでしょうか。
今年8月にSNSで突然ブレイク、今もっとも更新が待たれるWebマンガ「王様ランキング」。その作者・goriemon(*当時。現在のペンネームは十日草輔)にインタビューをおこなった。 「たぶんこれがデビュー作だと思うけど、いきなりこんなクオリティの作品を描けるって、いったいどんな人物なんだろう?」と思っていたら、取材場所に現れたのは……。 「王様ランキング」とは… 耳が不自由で非力な王子ボッジが多くの人と出会い、成長していく物語。投稿サイト「マンガハック」にて更新中(ほか「ニコニコ静画」「マンガボックスインディーズ」でも公開)。「次にくるマンガ大賞2018」Webマンガ部門ノミネート作品。 40代で会社を辞め、マンガ家の道へ ──(あれ? 思ってたよりも……) 意外と年取ってて驚いたでしょう(笑)? 僕、43歳なんです。 ──HPに「2016年に会社を辞めてマンガを描き始めた」と書いてありま
写真:津田宏樹 4月からスタートしたドラマ『宮本から君へ』がもうじき最終回を迎える。しかし原作を読んでる人ならすでに「あ、これは原作のこのあたりで終わるんだな」と予想がついているはず。『宮本から君へ』には、ドラマ化されたエピソードの先がまだある。連載当時、物議を呼んだシーンも含めて。「ドラマ化をきっかけにこの名作を読んでほしい」、そして「もう一度『宮本から君へ』について考えてみたい」という思いから、作者の新井英樹にインタビューをおこなった。彼の仕事場で。 春が来て…… ──『宮本から君へ』(以下『宮本』)は新井さんの週刊連載デビュー作ですけど、新井さんの初投稿作『俺たちには今日もない』(『セカイ、WORLD、世界』に収録)を読んだら、『宮本』とはタッチも路線もまるで違っていて。この間にいったい何があって『宮本』ができたんですか? さかのぼって話していい? 俺、もともと永井豪さんの『デビルマ
人生、一寸先はセックス。 『課長島耕作』シリーズを読んでいると思うことである。とにかく次の瞬間に何が起こるのか分からない。人は突如としてセックスをする。そこで浮かぶのが冒頭の言葉だ。人生、一寸先はセックス。これが真実だったのか。 もっとも、「島耕作にとっての人生は」と言ったほうがいいかもしれない。私はべつに一寸先がセックスの人生を送っていない。たいていの人もそうだと思う。島耕作という特殊なサラリーマンにとってのみ、人生一寸先はセックスなのである。本当にこの人は、油断すると女と寝ている。 さて、一方で『君に届け』というマンガを読んでいると、この世にセックスなど存在しなかったような気がしてくる。なにか悪い魔導師にだまされて、われわれは性行為で子供ができると勘違いしていたのではないか。人類は本当は、手をつなぐことで子供を生んでいたのではないか。 しかしふたたび『島耕作』のページをめくれば、人類は
こんにちは、ドッグナマコです。 これは誰もが知ってることなのですが、日本のマンガって世界各国で翻訳版が出版され読まれていますよね。ちょっと昔だと『ドラえもん』や『ドラゴンボール』、今だと『NARUTO』『DEATH NOTE』『BLEACH』などなど、挙げだすとキリがないので、今回は「ちょっと意外な作品がフランスでウケている」っていうお話をさせていただきたいと思います。 もともと、フランスやベルギーには「バンドデシネ」という独自のマンガ文化があるのをご存知でしょうか?子ども向けの作品だと『タンタン』『スマーフ』、大人向けだと、メビウスの作品などが有名です。『孤独のグルメ』や『遥かな町へ』を描かれた谷口ジローさんは、このバンドデシネに近い作風(絵柄やナレーション)がウケてフランスでも高い人気を誇っているんです………以上です。(完) いえ、以上じゃないです。続きます。 前述の作品とはまた違った
『キャプテン翼』を読み返した。そして思い出した。私は大空翼の目が怖かった。同時に、この男が物語の主人公であるという事実に最後まで納得がいかなかった。 「大空翼は怖い」という感覚がどれだけ共有されるものなのかは分からない。なんとか説明してみたいと思う。 まずは『キャプテン翼』について軽く復習しておく。80年代に連載されたサッカー漫画。アニメ化もされ、日本だけでなく世界的にヒットしている。物語は大空翼の小学校時代から始まり、中学校編、ジュニアユース編と進行していく。コミックス全37巻。 日向小次郎と大空翼は何がちがうか? 大空翼の目が怖かったという話をはじめる。そのためにライバルである日向小次郎を対置してみたい。私は子供の頃から日向小次郎が好きだった。日向小次郎はそでをまくる。私も真似してまくっていた。それだけ日向という男は魅力的だった。この男こそドラマの主役たりえると思っていた。 日向には貧
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