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ブックマーク / www.cinra.net (11)

  • シャイなラッパー「やけのはら」の軌跡 | CINRA

    夏、夜、フロアに集った若者のむせ返るような熱気…。七尾旅人との“Rollin’Rollin’”も記憶に新しい、やけのはらの待望の初ソロ作『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』は、そんなキラキラした光景の詰まった、間違いなく今年の夏のサウンドトラックになるであろう、とびきりの一枚だ。やけのはらと言えば、DJ、ラッパー、トラックメーカー、さらにはyounGSoundsでのバンド活動と、そのマルチな活動に注目が集まりがちだが、「とにかく新しくて、面白いことを」と考えていた学生時代から時を経て、今の彼は「ただいい曲を作る」ことを何より大事にしている。そのシャイネスに隠された、真摯な音楽への愛情を感じてほしい。 (インタビュー・テキスト:金子厚武 撮影:柏井万作) 中高生が考えそうなギミックの全てを尽くして、ライブハウスの人に怒られて、「もうお前らやめろ」って途中で演奏をやめさせられ

    シャイなラッパー「やけのはら」の軌跡 | CINRA
  • LOSTAGEの五味岳久イラスト展『#oshare』が東京で開催 | CINRA

    LOSTAGEのベースボーカル五味岳久によるイラスト展『#oshare in TOKYO』が、東京・渋谷のSPACE SHOWER TV THE DINERで8月18日から開催される。 今年7月に大阪・心斎橋digmeout ART&DINERで開催され、好評を博した同イラスト展。五味の描く似顔絵は、通称「五味アイコン」と呼ばれ、ミュージシャンや音楽関係者、タレントなどに愛用されている。五味の作品と知らずとも、Twitterのアイコンで目にしている人も多いだろう。 イラスト展『#oshare』では、約140点の似顔絵作品を展示。初日の18日にはオープニングパーティーとして、五味岳久を中心にアイコン仲間によるアコースティックライブが催される。 『#oshare in TOKYO』 2010年8月18日(水)~8月31日(火) 会場:東京 SPACE SHOWER TV THE DINER 時

    LOSTAGEの五味岳久イラスト展『#oshare』が東京で開催 | CINRA
  • 菊地成孔×佐々木敦『ゴダールシンポジウム』レポート | CINRA

    早稲田大学小野梓記念講堂で文化構想学部表象・メディア論系主催として開催された『ゴダールシンポジウムvol.2』は、昨年同様に映画専門家以外が映画作家ジャン=リュック・ゴダールを語ることによって、広がりをもった見識を可能にする新しい試みだった。今回は「10年代に来るべき音楽のためのゴダールレッスン」をテーマに、著書『ユングのサウンドトラック』の中で音楽の観点から新たに映画を語り直すことに挑んだ菊地成孔と、著書『ゴダール・レッスン』で卓越した映画論を説いた佐々木敦が登場。映画作家ジャン=リュック・ゴダールの「つねに最も新しい」映画における「映像と音楽」の関係はいま我々に何を示すのか、独自の視点で語っていただいた。稿では、第一部に菊地氏、第二部に佐々木氏それぞれによるプレゼンテーション、第三部で両氏によるディスカッションというイベントの構成そのままでレポートする。この貴重な対談が、テン年代を切

    菊地成孔×佐々木敦『ゴダールシンポジウム』レポート | CINRA
  • あきらめなくていい理由 Buffalo Daughter インタビュー | CINRA

    実に4年ぶりとなるバッファロー・ドーターの新作は、その名も『The Weapons Of Math Destruction』。「大量破壊兵器」を意味する「Weapons Of Mass Destruction」の「Mass」を「Math」に変えた、いかにもバッファローらしいユーモラスかつコンセプチュアルなタイトルだ。ジャーマン・ロックの流れを汲んだミニマルなアプローチはそのままに、前2作以上にロック的なエッジを強め、ZAZEN BOYSでもおなじみのドラマー、松下敦が強靭な黒いグルーヴをひねり出している作は、閉塞感漂う現代社会への、アートという武器を用いた彼らからの宣戦布告に違いない。自主レーベル「Buffalo Ranch」を設立し、ニュー・モードに突入した3人に話を聞いた。 (インタビュー・テキスト:金子厚武 撮影:柏井万作) 音楽業界の人って最近CDのことを「フィジカル」って言うん

    あきらめなくていい理由 Buffalo Daughter インタビュー | CINRA
  • 菊地成孔×□□□(クチロロ)の奇天烈?対談 | CINRA

    菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールの結成5周年を記念したツアー『1000年後の南米のエリザベス・テイラー』が名古屋・京都・東京の3箇所で開催される。菊地のソロ・アルバム『南米のエリザベス・テイラー』のライヴ用に臨時編成されたバンドが、好評に付きレギュラー化されてから5年、ツアー・タイトルにはもう一度初心を見つめ直す意味が込められているそうで、フレッシュなステージが期待できそうだ。そこで今回は、京都にゲスト出演する□□□から三浦康嗣と村田シゲを迎え、菊地との対談をお届けする。それぞれジャズとヒップホップを機軸としながらも、そこに留まることのない幅広い音楽性と独自の活動姿勢が日音楽シーンで異彩を放っている両者、その対談はやはり濃密なものとなった。 (インタビュー・テキスト:金子厚武 撮影:柏井万作) 僕はヒップホップに行かずにちゃんと楽器を習ってジャズになりましたが(笑)、聴き手とし

    菊地成孔×□□□(クチロロ)の奇天烈?対談 | CINRA
  • 川内倫子×大森克己×松本弦人の「写真のハナシ」 | CINRA

    2010年1月9日から1月16日まで、第2回littlemoreBCCKS写真集公募展の受賞作品展覧会が原宿VACANTで開催された。この公募展は、写真作品を「写真集」として評価するというもので、写真そのものだけではなく編集・構成・デザインが問われてくるのが特徴だ。今回の審査員はデザイナーの祖父江慎、町口覚、平野敬子、松弦人、そして写真家の川内倫子、ノニータ、藤代冥砂という錚々たるメンバー。そして、応募総数445点の中から、成田舞の『UNITEDH2Oヨウルのラップ』が大賞に選ばれた。展覧会最終日、第1回審査員の写真家・大森克己と、第2回審査員の川内倫子、そして2回ともに審査員をつとめた松弦人によるトークショーが同会場で行われた。「良い写真とは何か」というきわめて根的な問題を、最前線の3人がアットホームな雰囲気の中でざっくばらんに語った模様をレポートする。 littlemoreBCC

    川内倫子×大森克己×松本弦人の「写真のハナシ」 | CINRA
  • 菊地成孔 1万字インタビュー | CINRA

    インタビューは、「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」の新作を発端に、「わかりたいあなたのためのCINRA的・菊地成孔入門」として構想された。博覧強記の音楽家・菊地成孔の正体を見極めよう、という目論見である。しかし、その狙いは見事に外れてしまった。鋭敏な感性と精緻な知性に裏打ちされた、音楽・ダンス・映画等々に関する膨大な固有名詞を台風の様に巻き込んでいく彼の言葉は、吐き出されるとともに地平線の向こうへと消えていった。あっという間に。彼に追いつくことは生半可ではなかったのだ。それでいて、親しみやすいアニキのような雰囲気をたたえた彼。なぜか「一緒に飲みながら話を聞いてる」錯覚にも襲われてくる稿、ぜひ「右手に哲学書、左手にビール」をご用意いただきお読みください。 (インタビュー・テキスト:木村覚 写真:柏井万作) ダンスとダンスミュージックの「特殊域」を模索しています ―菊地成孔とペペ

    菊地成孔 1万字インタビュー | CINRA
  • ハイスイノナサ インタビュー | CINRA

    女性ボーカルを擁する5人組(兄弟含む)、ハイスイノナサがデビュー作となるミニ・アルバム『街について』を、残響recordより発表した。彼らの音楽を一言で表すなら“ポスト・ロックの感性を通過したミニマル・ミュージック”といったところだろうか。変拍子、シャープなギターといったジャンルとしての”ポスト・ロック”と、ロックを解体し、再構築する、文字通りの意味での”ポスト・ロック”、その二つの意味を持ち合わせた、非常に稀有な音楽である。今回のインタビューでは、結成当時から、現在の音楽性を確立するまでの過程を、音楽面と思想面の両面から、じっくりと話してもらった。題して“ハイスイノナサができるまで”。ごゆっくりお楽しみください。 (インタビュー・テキスト:金子厚武) NASAが気出したらすごいだろうなってことで(笑)。 ―まずはバンド結成のいきさつから教えてください。はじめはボーカルの鎌野さんを除いた

    ハイスイノナサ インタビュー | CINRA
    sumakin
    sumakin 2009/10/16
    背水のNASA(笑)
  • CINRA

    オフィスがきれい スキルアップしたい 若手が活躍できる フレックス 特集記事あり ユニークな福利厚生 新卒 自由な働き方 リモート面接・説明会可 リモートワーク実施中

    CINRA
  • 「ワルい」だけがHIP HOPじゃない! 環ROYインタビュー | CINRA

    不良・麻薬・喧嘩、なにかと「ワルい」イメージがつきまとうHIP HOP。今回紹介する環ROYは、そんなHIP HOPを誰よりも愛し、それ故にHIP HOP界隈からは不当な評価を受けてしまっているラッパーかもしれない。そもそも、道なき道を行こうとする偉人ほど、評価してもらえる居所がないのだろう。フィッシュマンズの歌詞を全て暗記し、テクノ界の大御所「石野卓球」とクラブで共演し、曽我部恵一に認められ、フジロックにも出演する。こんなにも幅の広い「ラッパー」が、未だかつていただろうか。ラップという唯一の武器をとことんまで研ぎすませ、HIP HOPの可能性を開拓しようとする環ROYの軌跡を追った。 ラッパー「環ROY」の存在を知らしめたMCバトル ―ROYくんがHIP HOPに出会ったのはいつ頃のことなんですか? 環ROY:高校の時ですね。でも、その頃は聴いてるだけで、ただのファンっていう感じ。最初は

    「ワルい」だけがHIP HOPじゃない! 環ROYインタビュー | CINRA
  • 『アフロ・ディズニー』菊地成孔×大谷能生トークショー | CINRA

    菊地成孔と、大谷能生。驚異の博覧強記ぶりを誇る、音楽家であり批評家のお二人。彼らが2008年に慶応義塾大学文学部で行った、「現代芸術」の講義(前期)を収録した書籍『アフロ・ディズニー エイゼンシュテインから「オタク=黒人」まで』が、文藝春秋より絶賛発売中だ。同書の刊行を記念し、9月7日(月)、神保町・三省堂書店店にて、お二人のトークショーが開催された。その軽妙洒脱を地でいくセッションは、観客たちを爆笑の渦に巻き込み、奇跡のようなグルーヴを生み出すこととなった。「マイケル・ジャクソンと酒井法子」と題された貴重な一席を、存分に楽しんでもらいたい。 (テキスト・撮影:小林宏彰) 『アフロ・ディズニー』は、『M/D』より全然読みやすいですよね(菊地) 菊地:おそらくほとんどの方が、この『アフロ・ディズニー』を読み終わる前にお越しくださってるんじゃないかと思いますが…。 大谷:この中で「読み終わっ

    『アフロ・ディズニー』菊地成孔×大谷能生トークショー | CINRA
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