世界初の変調方式を採用 得意のマイクロセルで実使用での快適さを目指す ウィルコムによる次世代PHS技術「WILLCOM CORE XGP」。4月に法人向けの試験サービスが始まっていたが、個人やメディアを対象としたモニター試験などは行なわれていなかったため、やきもきしていた人も多いことだろう。 しかし6月17日から、メディアを対象としたデータ通信カードの貸与が始まった。幸いにもASCII.jp編集部もその枠に加われたので、編集部のある新宿周辺で早速テストを実施した。 まずはどうしてこのタイミングでメディア向けテストがスタートしたか。これについては基地局の調整を進めた結果、テスト用に貸与されたデータ通信カードにおいて、256QAMでの接続が可能になったためと説明された。 256QAMは変調方式の一種で、一度に256値(8ビット)のデータを載せることができる。しかし従来から用いられてきた16QA