神奈川は鎌倉の住民でもある私は、先日、家の近くの七里ガ浜を歩いていて、ちょっと膝まで海に漬かってみた。以前より海の水がきれいになったように感じた。 そのとき思ったのが、海水浴場のネーミングライツ(命名権)の売却益を活用してトイレやゴミの整備をすれば、さらに海岸がきれいになるんじゃないか、ということ。 --鎌倉市が募集していた由比ガ浜、材木座、腰越の海水浴場の命名権について、「鳩サブレー」で知られる市内の老舗菓子会社「豊島屋」が年間1200万円、10年間の契約で獲得した。 「命名権」というのは、施設やキャラクターなどに対して名前をつけることができる権利。ここ10年、特にスポーツや文化施設の名前に企業名をつけることがビジネスになっている。 鎌倉の海水浴場の命名権売却をめぐっては、「歴史のある鎌倉の地名にはふさわしくない」とか「歴史を切り売りするのか」などの反対意見もあった。 報道によると、会社