7月1日、ソニーのテレビ部門のみを切り出した子会社「ソニービジュアルプロダクツ」が誕生する。100%出資の子会社として事業運営されることになるが、果たして過去10年に渡って慢性的な赤字を解消できなかったソニーのテレビ部門が、分社化で立て直しを図ることはできるのか。 ソニーのテレビ部門トップで、新会社の社長に就任する今村昌志氏は6月30日、黒字化だけでなく、さらに先の事業展開に対して意欲を語った。この中で今村氏は、先日発表されたグーグルのテレビ向けAndoridディストリビューションについても言及。今後発売するソニー製テレビには幅広いモデルレンジでAndroid ”L”をベースにしたシステム開発が行われるという。 昨年より市場が拡大し始めた4Kテレビの低価格化も進んでいる。懸案の黒字化とともに、どのようにして”BRAVIA”ブランドを差異化していくのだろうか? 縦糸と横糸をうまく組み合わせた
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