ホーム コラム とあるAIが描いたヌード画像から考える、自動生成の問題と可能性。人工知能が描き出す人物画は「第2の不気味の谷」となるのか AI研究者Robbie Barrat氏は、自身のTwitterでAI(人工知能)で生成された奇妙な裸体画を公開した。Robbie Barrat氏は公開した裸体画について「だいたいこの(AIを実行している)マシンは、人間を腱や四肢がランダムに伸びてる肉塊としてただ描き出すだけなんだ。僕はそれを本当にシュールだと思うんだけど。マシンには僕らがこんな風に見えてるのかな……」と感想を述べている。確かに彼のいうとおり、そこに描かれた裸体画は美しさとはかけ離れた超現実的な姿だ。筆者が真っ先に思い浮かべたのはピカソの「ゲルニカ」をはじめとする恐ろしい戦争画だ。しかし、筆致としてはシュールレアリスムに近いだろう。いずれにしても人間の描く裸体画の美しさとは、遠くかけ離れて