Appleの直近の決算に思わずスマートフォンの冬を連想した向きもあるかもしれない。スマートフォンは明らかに右肩上がりの成長期を脱しつつあり、ベンダー間の競争も激しい。IDCの第1四半期の市場レポートでは、LenovoとXiaomiの名前が消えている。低競争時代にあって相変わらず上位ベンダーは入れ替わっており、実に厳しい市場であることを実感する。 Samsung、Apple、Huaweiでトップ3は固定、4位以下は激動 IDCが発表した第1四半期(2016年1~3月)のスマートフォン市場レポートを見ると、中国市場を詳しくウォッチしていない人には驚きだろう(私もその一人だ……)。1位Samsung、2位Apple、3位Huawei、ここまでは変動はないが、その次にOppo、そしてVivoでベスト5となっている。 スマートフォン市場がSamsungとApple以外、中国企業のものになっていること