2006年8月26日のブックマーク (12件)

  • 『傷ついた物語の語り手――身体・病い・倫理――』アーサー・W・フランク(鈴木智之訳)(ゆみる出版) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「病の物語への視座」 初めて読んだときは、何のことを言っているのか分からなかったけど、読み返してみるにつれてピン!と来た――こんな経験は誰しも持っているでしょう。を読む醍醐味ですよね。 私にとって、そんな経験を与えてくれた重要ながこの一冊です。 このを理解するには、「回復の物語(the restitution narrative)」が鍵概念となります。この「回復(restitution)」という言葉は、私たちが日常的に使う「回復」よりも限定された意味で用いられるので、注意が必要です。この物語は、「昨日私は健康であった。今日私は病気である。しかし明日には再び健康になるであろう」という基的な筋書きを有する、とされています(p.114)。さらに説明を加えますと、 (1)中間部をなす「病気」の状態は、あくまでも一時的な中断ないし脱線として描かれる。 (2)物語の結末が

    『傷ついた物語の語り手――身体・病い・倫理――』アーサー・W・フランク(鈴木智之訳)(ゆみる出版) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    summercontrail
    summercontrail 2006/08/26
    "「回復の物語(the restitution narrative)」""近代社会においては、この物語が、臨床の現場から市販薬のコマーシャルに至るまで溢れており、病はかく語られるべきだという雰囲気を産み出し"/"出会いを最も感謝している一冊"
  • 『笑いと治癒力――生への意欲』ノ-マン・カズンズ/松田銑訳(岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「圧倒的な生への意志と探究心、そして物語の陥穽」 前回のこのブログで取り上げたアーサー・フランク『傷ついた物語の語り手』で、「探求の物語」の一例として引用されていたから1冊を選んでみたいと思います。(「探求の物語(the quest narrative)」というのは、病に際して、元通りの「回復(restitution)」を望みにくいときに、混乱から立ち上がり、苦しみつつも新しい生を探求する様を描く物語のことを指します。) 『サタデー・レヴュー』の編集者だったノーマン・カズンズは、ある日、膠原病に侵されます。このでは、そのときの著者の体験と(第1章「私の膠原病回復期」)、それがきっかけになった思索がエッセーとして収められています。 膠原病というのは、皮膚・筋・関節などの結合組織に炎症・変性が生じる疾患の総称です。免疫に関連すると言われていますが、原因ははっきりしてい

    『笑いと治癒力――生への意欲』ノ-マン・カズンズ/松田銑訳(岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    summercontrail
    summercontrail 2006/08/26
    "この本の核心をなすメッセージは、笑いよりも、むしろ、生への強固な意志をもって、探求し、自分自身が主導権を握って病を生きる、ということにある"/"「暗い話」とか""耳を傾けるべきなのは、むしろそういう物語"
  • BBC NEWS | Africa | US warns of 'build-up' in Darfur

    Last Updated: Saturday, 26 August 2006, 18:39 GMT 19:39 UK A senior US envoy has said Washington is "very concerned" about a "build-up of military forces" in the war-torn Darfur region of Sudan. US Assistant Secretary of State Jendayi Frazer has gone to Khartoum to try to persuade the ruling party to accept a United Nations peacekeeping force. Washington has said urgent action must be taken to sto

    summercontrail
    summercontrail 2006/08/26
    "A senior US envoy has said that Washington is "very concerned" about a "build-up of military forces" in the war-torn Darfur region of Sudan.""Washington has said urgent action must be taken to stop a "genocide"."
  • http://www.cnn.co.jp/world/CNN200608260011.html

    summercontrail
    summercontrail 2006/08/26
    "男性は23日夜、カンプシュさんの逃亡を知った後、列車に飛び込み、自殺している"
  • 文明と野生/子猫殺しへの大衆心理 - あんとに庵◆備忘録

    私の好きな作家にポール・セローという人がいる。どこか皮肉な視点で世の中を見回す。彼の作品の 『写真の館』は女流写真家の話だった。オキーフ辺りをモデルにしたような、孤高に作品を作り続ける女性を覚めた目で書き出していく。 彼の作品でもっとも有名なのはこれだろう。 モスキート・コースト 作者: ポール・セロー,Paul Theroux,中野圭二,村松潔出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1987/03メディア: 単行この商品を含むブログ (3件) を見る何故か著者のセローの名前がない。訳者の名前だけって、アマゾンはナニやってるんだ? (あ、↑こっちでは反映されるんだ。アマゾンの紹介にはでないのに。でも作者の記述がおかしくないか?訳者が作者になっとる) これは映画化もされていてハリソン・フォードが主演していたので覚えておられる方もいるかもしれない。 モスキート・コースト [DVD] 出版社/メ

    文明と野生/子猫殺しへの大衆心理 - あんとに庵◆備忘録
    summercontrail
    summercontrail 2006/08/26
    "快楽の為に後ろめたさすら感じずただ面白がりながら殺したか、後ろめたさを感じつつ社会的な(略)「言訳」しながら行う、その罪の意識のありやなしやの差違"なるほど!/"ぞっとしたのは、寧ろこうした人々の極端な反応"
  • 戦前の米国科学のトンデモについて少し - finalventの日記

    ⇒極東ブログ: 若月俊一と佐久病院についてほんのわずか コメント欄 20060826の日記で、 > 今日の春秋はよく書けました。 > この騒動を題材に太平洋戦争前の米国の科学のトンデモぶりを検証したほうがいいかも。 こちらは、finalventさんらしくないかな? と少し感じました。 「太平洋戦争前の米国の科学のトンデモぶり」 そのように評価(表現)せざるを得ない局面と、 そうでない局面とがあり、お題目により ○になったり×にになったりがあるような素材 ではないでしょうか。 断片的な話題でこの件に断定的な表現は如何でしょうか? ええとですね。「断片的な話題でこの件に断定的な表現は如何でしょうか?」については軽い放言です、すみません、という感じです。○と×はあるでしょう。 ただ、広義に見たとき、それは×なんじゃないかという思いがあり、こういう放言になってしまいました。 どのあたりからレンジを

    戦前の米国科学のトンデモについて少し - finalventの日記
    summercontrail
    summercontrail 2006/08/26
    "人間観と人間操作観がどのように、軍の科学となっていったか"
  • 補足すべきか迷うところ - finalventの日記

    Bigbanさんの主張に批判ということではないのでそのあたりが ⇒BigBang: 仔殺しに思う----自らの両手を血に染めて得られるものなどない とりあえず主張の原点はこれかな。 平たく言うなら、ある一定の条件がそろえば、それが仔であれ、成犬であれ、人であれ、その命をコントロール=消滅させることが我らに許されるのかということ。で、僕はそれはできないと思っている。 もうちょっと伺ってみるかなと こんにちは。批判ではないのですが、殺すために入念に用意される実験用小動物についてはどう考えますか? 投稿者: finalvent (Aug 26, 2006 10:32:53 AM) ほいで、鮫島登場。 こんにちは。批判ではないのですが、「熊殺しウィリー・ウィリアムス」についてはどう考えますか? 投稿者: 鮫島 (Aug 26, 2006 1:45:28 PM) これは鮫島さんの私への揶揄かな?

    補足すべきか迷うところ - finalventの日記
    summercontrail
    summercontrail 2006/08/26
    人間は動物含め自然を制御すべきor(=つまり)しなければならない立場と私は思うが,動物の命の価値の重みとそこからくる管理者としての責任の重さを自覚するのは相当な重荷でもあると思う…が日本教的には全然誤解されそ
  • ニフティニュース(@niftyニュース)

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    summercontrail 2006/08/26
    "妻(42)の自殺を止めようとして""妻を殺人容疑で逮捕する方針"
  • i d e a * i d e a - 財布に忍ばせておきたい三枚の小さなカード

    ドットインストール代表のライフハックブログ

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  • 心に残るエントリー 〜 Bob Parsonsのサバイバルルール16か条 〜 | i d e a * i d e a

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    summercontrail
    summercontrail 2006/08/26
    "リスクをとらなくていいのは死人"/"誘惑は""成功する(略)手前で""もっとも大きく"/"最悪の場合でも死にゃあしない"/"測定できるものは改善される"/"自分がやっていることに(略)気をつけろ"/"There's always a reason to smile.Find it."
  • 死にたいと死ぬが恐いのバランス - finalventの日記

    ⇒heartbreaking.:恋人同士は、独身っぽい人の前でイチャつかないでくれ 死にたいとか、あまりにも簡単に言いすぎる人が多いと思うんですよ。そうゆう人は、将来年老いた自分が、病に苦しむ姿など想像も出来ないんだろうな。もっと現実的な死を想像してみればいい。その痛みに恐怖を覚えるならば、二度と「死にたい」とは言えなくなるはずだ。 私は、死にたいと死ぬが恐いのバランスの上をよたよた生きている。 死にたいと思うときは、死ぬのが恐いというのを思い出し、 死ぬのが恐いと思うときは、死にたいと思っていたことを思い出す。 ただ、歳とると。 もうちょっと生きていたいと生きるのが難儀のバランスになりつつある。

    死にたいと死ぬが恐いのバランス - finalventの日記
    summercontrail
    summercontrail 2006/08/26
    "死にたいと思うときは、死ぬのが恐いというのを思い出し""死ぬのが恐いと思うときは、死にたいと思っていたことを思い出す"/"もうちょっと生きていたいと生きるのが難儀のバランスになりつつある"
  • 寝苦しい夜もこれでスッキリ! 睡眠外来専門病院が薦める「ノーパン快適快眠法」とは? - 日経トレンディネット

    summercontrail
    summercontrail 2006/08/26
    ノーパン快眠法はいいとして,ニュースとエンターテイメント(とくにセクシー系)の融合はなんだかなあ/外国では脱ぎながらニュース読むとかけっこうあるらしいけど……/ためしてガッテンが限界