幻冬舎新書の周辺がにぎやかなようだ。 唐沢俊一の盗作疑惑が話題を呼んだと思えば、今度は日垣隆である。*1 ⇒日垣隆の盗作事件を検証する ⇒盗作問題の類似点検証素材 そもそも、日垣隆『すぐに稼げる文章術』は、読後に「日垣隆にしては随分と質が落ちるなあ」と感じていた本で、内容の良し悪し以上に、この本を「好きになれない」という感覚が強かった。以前、自分のエントリの内容について、コメント欄で、この本との類似点を指摘され、むきになって反論したのも、そのせいである。 今回、盗作騒動が出てきたおかげで、腑に落ちた部分もあるが、これを機に、何故、自分がこの本を好きになれないのか、を、改めて探ってみることにした。 なお、この種の、いわゆる文章読本*2をしょっちゅう読んでいる自分としては、これまでに読んだ中で好きな3冊を比較の意味で何回か取り上げ、『すぐに稼げる文章術』も含めた4冊について、文章中では以下のよ
毎日新聞に連載されている西原家の日常を綴った「毎日かあさん」の1、2巻は、読み終えた後で妹に貸したので今手元に持っていない。 私の末の妹は結婚して子供が2人いる。上が男の子で下が女の子。あんたんちと一緒だから、読んでみたら? と言って手渡した。 妹は、高校を卒業し推薦で短大に入り卒業して地元に戻り堅実な職に就き、その職場で知り合った温厚な男性と結婚して2人の子供を生んだ。 私はこの妹とは仲が良いのだけれど、彼女に対して劣等感がある。女の幸せは結婚して家族を作るものだと言う価値観の中で育ったのに、それが出来ないどころかいつも何もかもが破綻するような選択をしてしまい周囲の人間に多大なる迷惑と心配をかけ続けてきた私は、堅実な「親の望む理想的な」人生を歩んでいるかのように見える妹を見ていると自己嫌悪に陥ることがある。 彼女は、そういう私に「お姉ちゃんは、(中退だけど)いい大学入ったり、本よく読んで
ITmedia News:PSE問題で経産省がミス認め謝罪 「立法時、中古品想定せず」 このブログは、官僚のやることは脊髄反射的に何でも批判してきたのだけど、これだけは断固支持する。 官僚が自分たちのミスをはっきり認めるっていうのは画期的なことだと思う。 「お上のやることに間違いがない」という迷信に縛られているのは、一般庶民よりむしろ官僚自身であって、それがどれだけ彼らの発言や行動を硬直化させてきたのか。そのとらわれを自分から打ち破るというのは、大変な英断であって評価に値する。こういうことしたら絶対に背後から撃たれるのだから、それを我々が守らなくてはいけないと思う。 民間の経済は「間違いをどれだけ許容するか」あるいは「間違いをどれだけ歓迎するか」がキーになりつつある。「間違いを次に生かす」というより「間違い」そのものが価値を生む時代になりつつある。官庁もそれに呼応して変わってもらわなくては
昨年1年間で使ったお金の総額は、手取り収入から使わなかったお金、つまり貯蓄できたお金を差し引けば計算できます。ところが、使ったお金の総額を突きつけられ、すぐに納得できる方は少ないのではないでしょうか。 「え~、こんなに使ってるわけがない」という反応をされる方が多く、どうも現実を認めたくないようです。でも、現状の正しい姿が分からないと問題点は明らかになりません。 記録と記憶を頼りにお金の行方を追跡する 日常的に何気なく使っているお金も、どこにいくらのお金が流れていくかを1年間でまとめてみると、様々な発見があります。家計簿をつけていなくても記録と記憶をたどっていけば、おおよそのお金の流れはつかめます。ここでひと頑張りして、わが家のお金の使い方の癖を見つけましょう。
■ 今時の音声合成ソフトウェア 思い出したように時々、突然、猛然とハマる趣味(!?)と言えば、音声合成ソフトウェアいじりだ。本連載のバックナンバー「 喋るコンピュータにハマる年末の俺 」でも書いたが、いわゆるテキスト読み上げソフト。Text-to-Speech(TTS)ソフトってやつですな。 このテのソフト、主な目的はパソコン等のテキストを自動的に読み上げてのユーザー支援にある。テキストを読むのが困難である場合、発音するのが困難なケース、そういった状況で、人間の変わりにテキストを読み上げるのだ。 が、拙者の場合、コンピュータという装置が人間に近い声を発するというサイバーさというかオモシロみだけで、このテのソフトをアレコレといじっている。コンピュータに喋らせて遊んでるんですな。AMIGAの時代からコンピュータによる音声合成・テキスト読み上げに対するミョーに強い興味があり、断続的にTTSソフト
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