ブックマーク / essa.hatenablog.com (149)

  • United Clusters of America における本屋の滅亡 - アンカテ

    私はかなりの好きである。昔からジャンルを問わずを読むことは異常に好きだが、屋好きの方が年季が入っているかもしれない。 待ち合わせとかで突発的に空き時間ができると、まず屋で時間をつぶすことを考える。住む所や勤務先を変えた時は、まず、テリトリーを確認する野生動物のように、近辺の屋を点検する。だから、通勤経路にある屋は、だいたいどのあたりに何のジャンルの棚があるかまで把握している。そういえば、田舎から東京に出てきた時には、何より東京の屋が無闇にでかいことに肝をつぶしたものだった。 これを何十年も続けていると、を買いたい時に、だいたいどこにあるか見当がつくようになる。趣味仕事共にいろいろとマイナーなジャンルにお世話になっているので、マイナーさ加減によって、「あ、これは最寄り駅のあそこにある」「これは会社の帰りにちょっと回り道してあそこに寄る必要があるな」「これは都心まで行かないとだ

    United Clusters of America における本屋の滅亡 - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2006/08/31
    "、「本屋好き」というレッテルをデジタルに貼られているようで、あまり気分が良くないし、それによって「本屋好き」の「本屋好き」性は、変質していくと思""特定のクラスターを遠巻きに見守り支援するような方法は"
  • 私の渾身のGoogle論に「隆慶一郎」というタグをつけた人がいる - アンカテ

    それは、xx-internetさん。面白いことをするなあ。 何かの間違いなのか全てお見通しなのか高級なギャグなのか見当もつかないけど、私は「影武者徳川家康」と「一夢庵風流記」と「捨て童子松平忠輝」は読んでいて、どの作品もかなり好きだ。だから悪い気はしない。 というか、マッチポンプ的に続きとして書こうとしていたことがあって、そこににつながってしまうので、とても驚いた。だから、このエントリの文には、ほぼ予定どおりの内容を書くけど、タイトルは上記のように変更した。 私が理系文系という言葉で煽るのは、文系がサボっていると思うからだ。具体的に言えば、文学、政治、哲学、芸術、宗教、心理学等から、「悪」という概念がスッポリ抜け落ちていると思う。「悪」についてきちんと考えないなら文系の存在価値はないような気がする。 グーグルのやってることをちょっと延長すると、「悪」についてかなり明確な定義ができる。たと

    私の渾身のGoogle論に「隆慶一郎」というタグをつけた人がいる - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2006/08/25
    (1)自己中心(2)開き直り(=欲望の全面的な肯定)(3)ルサンチマンだと思う/隆慶一郎の作品群私も好き/via http://beta.g.hatena.ne.jp/yukatti/20060824/1156417761
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - ハヤオの息子学序章

    宮崎吾郎は苦労人である。彼の経歴を見ればそれは簡単にわかる。彼は「ハヤオの息子」という難しいポジションに30年以上いるのである。 たとえば、普通の人が尋常でなく絵がうまかったら、「すごいねえ。絵うまいねえ」と言われる。しかし宮崎吾郎がうまい絵を書いても、「吾郎さん絵うまいね」と言う人はいるかもしれないが、心では「ハヤオの息子の癖にこんなもんか」と思っている。 あるいは、誰かが会社を起こして何億も稼いだら、「すごい男だ」と言われる所だが、ハヤオの息子が数億稼いでも「ハヤオの息子の癖にこんなもんか」と思われる。ジブリの興業収入くらい稼げば多少は認めるかもしれないが、「しかし奴には元手があるからな」くらいは私だったら思うと思う。 サラリーマンになって受注を取ってきても合コンで一番モテてもブログで面白いことを書いても、何をしても彼は「ハヤオの息子だから」と言われ続けるのだ。そして、彼が「ハヤオの息

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  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - 2的空間+ブログ+炎上耐性の一般教養化=最強!

    電網山賊:2ちゃんねる的空間における議論可能性について 面白かった! これについて、ごく小さな異論を加えつつその続きを考えてみたいと思いますが、この文章は実にわかりやすくてスリリングな議論なので、是非、全文を読んでいただきたいと思います。 ここで、id:pavlushaさんは、「匿名で発言者の追跡が困難」→「細切れレスの蓄積を参加者が平等に評価した上で議論が進展」→「発言内容とそれが示す外部ソースのみによる評価」という2ちゃんねるの特性に着目し、これを抽象化した「2的空間」における議論の特性を分析されています。 2ちゃんねるで真面目な議論が行われる時に必ず出現するレスのひとつが、「ソースは?」「ソースきぼん」というものです。私の見る限り、ある発言者のレスに含まれる情報を、他の外部の情報源(多くはその場で他の参加者も見られるネット上の記事)によって確認しようとする傾向はかなり強く存在します。

    アンカテ(Uncategorizable Blog) - 2的空間+ブログ+炎上耐性の一般教養化=最強!
    summercontrail
    summercontrail 2006/08/17
    ダイレクトではないがネタについて,と悪意への対処法関連
  • 亀田問題はTBSの何を明らかにしたのか? - アンカテ(Uncategorizable Blog)

    に住んでいる人ならば、これは読んで(聞いて)おくべきでしょう。 切込隊長BLOG(ブログ) - 19歳の亀田興毅さんが、その人生を賭けて、私たちに教えてくれたこと (都議会議員初鹿あきひろ先生応援サイト)mumurブルログ:TBSの八百長 TBS RADIO 小西克哉 松ともこ ストリーム powered by ココログ: 8/2(水)コラムの花道 今回の判定単体の問題ではなくて、厳重警備の元で行われた今回の試合会場に訪れた人たちの顔ぶれは、いったい何を意味していたのかが重要になります。 これを考えると、勝谷さんの爆弾発言をそのまま放送しPodcastingで公開しているTBSラジオのストリームのスタッフの英断は評価すべきでしょう。 私には特に新しい情報や独自の分析はありませんが、TBSの過去の悪事を列挙しておきます。 TBSの旧日軍特集に安倍氏の写真映る - 社会ニュース : n

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    summercontrail
    summercontrail 2006/08/03
    TBSの特有の問題というよりももっと根は広く深いように思った
  • Googleがしている明白に邪悪なこと - アンカテ

    Google論は一筋縄ではいかない」というのが私の持論ですが、現在、Googleは明白に邪悪なことをひとつしていると思います。 それは、悪徳商法?マニアックスに関するGoogle八分問題を解決しないまま、「不当な検閲はしてない」と日法人の社長がメディアを通して訴えていることです。 悪徳商法?マニアックスのGoogole八分は現在も継続中(こちらに出ている方法で誰でも確認できます) 一方、Beyondさんの個人情報晒しについては放置、謝罪等も無し 佐々木俊尚氏のグーグルGoogle 既存のビジネスを破壊するでもこの問題が取りあげられている 「不当な検閲はしてない」とメディアを通してアピールしている この4点のどれかが欠けたら、私としては「明白に邪悪」とは言えないと思います。私企業の公的な責務は、経営者の判断にゆだねられる部分が大きく、このような前例の無い問題は、コンセンサスを得るまでに

    Googleがしている明白に邪悪なこと - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2006/07/28
    "悪徳商法?マニアックスに関するGoogle八分問題を解決しないまま、「不当な検閲はしてない」と日本法人の社長がメディアを通し""「(略)サイト削除問題については、私たちは不当な検閲をしたわけではないと胸を張(略)」"
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - 「スモールビジネスの国」と「強者と弱者の国」

    アメリカでは、「スモールビジネス」というのがこれから流行るみたいです。 ベンチャーのように大金を集めない バブリーに稼ぐのではなくて、小さいことを武器にして小回りをきかせて稼ぐ 経営者(創業者)のアイディアと情熱と信念による経営 成長指向ではない というタイプの小さな会社による新しい経済が急速に伸びているが、気づいている人はあまりいない、というような話が、Rex Hammockという人のブログに出ています。派手な資金の動きがないから見過されているが、実はそういう層が厚みを持って育っているそうです。 この人がやっている My Business Magazine という雑誌で、37 Signals の Jason Friedさんをインタビューしたそうで、そのことが彼のブログのMy Business Magazine: The Next Small Thing - Signal vs. Nois

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  • つたない英語だろうがなんだろうが、彼らにとっては日本語よりも65536倍わかるんだから。 - アンカテ

    つたない英語だろうがなんだろうが、彼らにとっては日語よりも65536倍わかるんだから。 そう、これ重要。めちゃくちゃ重要。 DHHに質問責めにあった時、田中 哲さんが一緒にいて、田中さんの英語の発音はほとんどこれと同じだったけど(スミマセン!)、日英語に慣れてないはずのDHHにもしっかり通じてた。 私のプレゼン資料(要Firefox)も、DHHに見てほしいから英語にしたけど、たぶん定冠詞とかそういうのがあちこちおかしいと思う。 どんなにひどくても英語なら何割かは伝わるけど、日語だと99%伝わらない場面はある。 ちなみに、私は大半の読者より自分の馬鹿さ加減をよくわかっていると思う(→アンカテ(Uncategorizable Blog) - サリエリの教養あるいは永遠のアウエイ)。幅広い教養が無い人には、自覚しながら毎日恥をさらしているこの痛みはわからないだろう。 でも、どんなにひどい

    つたない英語だろうがなんだろうが、彼らにとっては日本語よりも65536倍わかるんだから。 - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2006/06/24
    "ある種のコミュニケーションに向けた努力を、自分の身を削ってやることは、人類の一員としての責務ではないかと思う""どんなにひどい変な文章でも、テレパシーよりはブログの方がずっと何かが伝わる確率は高いから、
  • サリエリの教養あるいは永遠のアウエイ - アンカテ

    私がオープンソースについて語る時、自信満々で確信に満ちているように思われるかもしれませんが、ぜんぜんそんなことはありません。 確かに、私はオープンソースソフトをひとつ開発しています。外国からもメールが来るうれしさを、 オープンソースなプライドという文章で書いたこともあります。 しかし、私はたくさんのコントリビューションをいただいている割には、それをうまく形にできてない、そういうセンスが無いと自分では思っています。だから、オープンソースについては内部から語っているわけではなくて、かなり近いけど外から見たことを書いているつもりです。 (そういう意味で、八田真行のオープンソース考現学:Talkin' About O. S.を読んで、ひと安心) もちろん、思想哲学については、さらにいいかげんな理解で書いています。そういう私が教養について語るのは笑止千万だと自分でも思うのですが、教養とは、ひとつには

    サリエリの教養あるいは永遠のアウエイ - アンカテ
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    summercontrail 2006/06/24
    "「自分は馬鹿です」と口で言うのは簡単ですが、そこに内実と実効性を持たせるのは、結構、大変です""私が教養について語るのは笑止千万""自分の無教養を理解できるだけの教養"
  • jiangmin-altさん選essa旧作ベスト集 - アンカテ

    この「アンカテ」というブログを始めたのは、今年の3/15ですが、アーカイブには、前のブログやそれ以前に書いた文章も全部入れてあります。 id:jiangmin-altさんが、なぜか、このブログの古い記事をたくさん集めておられるのですが、選択の基準がちょっと面白いと思ったので、そこから、自分的に今読まれてもあきらめがつくものをピックアップしてみました。 「世の中そんなに甘くない」教 「愛のひだりがわ」を読め! 自白しないことを強いられて来たブリッ子 自立 戦略的に「反省」しよう 塩 バースコントロールCD KON指数 「無宗教」の与える違和感 カール・ロジャーズ選集 パーシャル即身仏 まる写ししないで難問に答えよう 日語の外へ 愛があれば母性愛なんていらない SEは仕事の価値に見あった月給を取れ SEは仕事の価値に見あった月給を取れ2 不可逆?非可逆?なことについて 自分の人生そのに対する

    jiangmin-altさん選essa旧作ベスト集 - アンカテ
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    summercontrail 2006/06/19
    タイトルだけでもシゲキテキ
  • 日本サポーターはごっつぁんゴールを祝福できるか? - アンカテ

    2006ワールドカップ予選の、日-クロアチア戦。あの柳沢のシュートは惜しかった。「惜しかった」という言葉ではすませられないくらい惜しかった。 しかし、あのごっつぁんゴールを入れたら、柳沢は祝福されるのか?と私は思ってしまった。 日サッカーは宿痾のように決定力不足に悩まされてきて、今年は多少解消されたように思ったが、単純な決定力は獲得しつつあるとしても、「ここぞという時の決定力」が無いことを印象づけた場面だった。 フォワードの一番の適性は「ここぞという所」で「ごっつぁんゴール」を何の躊躇もなく入れられる人であることだと思う。 それができたら、彼はヒーローになる。彼の地力や努力や才能と関係なく、単なる幸運によってヒーローとなる。技術的には、「一番いい時にちゃっかりそこにいる」というのは、フォワードの重要な技術だと思うが(実際、柳沢にはそういう才能があって、あの場面がそれを象徴しているような

    日本サポーターはごっつぁんゴールを祝福できるか? - アンカテ
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    summercontrail 2006/06/19
    これは村上ファンドの問題
  • Less is More -- 身軽なことはいいことだ - アンカテ

    "Less is More"というすんばらすいスピーチ発見。 IT Conversations: Jason Fried - Less is More(スピーチ体) Less as a competitive advantage: My 10 minutes at Web 2.0 - Signal vs. Noise (by 37signals)(Transcript) em.log: "Less Is More"(日語の短い解説) 話しているのは、37signalsのCEO Jason Fried氏。 Less Money Less People Less Time Less Abstractions More Constraints がいいよというだけのお話ですが、抽象論でなくどれも具体的な話。校長先生の話のような話ではなく、いかにも社長の話。これがIT企業の現実なんですね。 Ti

    Less is More -- 身軽なことはいいことだ - アンカテ
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    summercontrail 2006/06/06
    lifehacksから次第にヴェーバー的エートスへ,でもシンプル&ストレスフリーからは当然のことか
  • 村上ファンドの破綻から「成長」ということを考える - アンカテ

    村上ファンドの問題を自分なりに解説みたいと思う。 まず「ファンド」というのはどういう仕事か。非常に簡略化して言えば次のようなものだ。 ある会社に、全く役に立たない役員がいたとする。この役員は給料を1億円ももらうくせに、会社にとって利益になることを何もしない。それどころか、ことあるごとに有能でやる気のある社員の仕事に余計な口を出してやる気をそぐ。しかし、この役員が無能で有害であることは、簡単にはわからない。 ファンドは、こういう会社を探してその会社の株を買う。大量に買う。たとえば、時価総額100億円の会社だったら50億円出して、株を半分買ってしまう。そうすると、取締役の人事に対する決定権が生じるので、その無能な役員をクビにすることができる。 無能な役員をクビにしたことで、その会社の利益は1億円増える。株価というのは利益に連動するので、利益が1億円増えると株価が20億円増える。半分持っているフ

    村上ファンドの破綻から「成長」ということを考える - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2006/06/06
    "正当な批判と小言ジジイの私怨を区別""小言ジジイの連合軍は、一定の価値観に基いて行動していて、これが市場の流動性に対する防波堤""日本人総体の意識を代弁するものであって私利私欲ではない」というような言い分
  • 「オオヤケ」的階層化のYahooと「Public」でフラットなGoogle - アンカテ

    成城トランスカレッジ! ―人文系NEWS & COLUMN― - 『家族の痕跡』読書会チャット報告が面白い。 たくさんの興味深い論点があるが、一番興味を引かれたのが、主として井出草平さんが提起されている「『オオヤケ』と『Public』」という観点。 日人はもともと社会と直接接続する回路を持っていない。自分はまず「家」の一員であり、家を代表する家長が会社という「オオヤケ」に接続している。でもその家長も会社の中では、単なる「ワタクシ」の一員としてふるまう。会社が公的な存在であるのは、社長が会社を代表して、例えば業界という「オオヤケ」に接続しているからだ。 この図を見た方がわかりやすいかもしれない。 日人にとって社会参加とは、この階層構造のどこかにポジションを得るということである。 一方「Public」とは、全ての成員が同一の立場で直接接続するものである。西欧近代の社会はこの意味での「Pub

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    summercontrail 2006/05/25
    "「Public」的なフラットなものへの無意識的な拒絶"/これを意識化させることが困難でありまた解決への大きなステップでもある
  • 政策的にEXCELからWikiへの置きかえを誘導せよ! - アンカテ

    日経 PC 21 とかいう雑誌の中吊り広告で、 万能エクセルでワープロ要らず! とかいう強烈な特集を見つけてしまいました。頼むから、Excelをワープロ代わりにするの止めて欲しいです。パソコン音痴のオジさん社員に変なこと教えて、後ろ盾しないで欲しいです。 プレインテキストでメールすれば済むことなのに、もったいぶってExcelのファイルが添付されてきて、中を見たらスプレッドシート上にテキスト枠が一つ貼られていて、そこに今週の予定が箇条書きされていた、なんてことは日常茶飯事です。 これ、よくわかるなあ。我々の業界でも仕様書をExcelで書く人が多くて困っている人も多いみたいだし。 前にもXOOPS上のWikiでEXCELを駆逐できないかという記事を書いたことがあるけど、Excelにかけているエネルギーの10分の1でも使えば、普通のオフィスの業務なんて、楽々Wikiでこなせそうな気がする。 つい

    政策的にEXCELからWikiへの置きかえを誘導せよ! - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2006/05/25
    "そういう個人が拡大再生産されて、間違った現実を強化してしまう"この種の思考や政策論につながっていく筋に共感/一般的には現実・"あるがまま"こそが価値であってそれにあわないものは"自分の考えの押しつけ"とされ
  • 梅田望夫と「Web進化論」の間にある軋轢 - アンカテ

    自分に都合が悪いものを見るための枠が言説の信頼感につながるで梅田さんと村上春樹の共通点について書いた。その続きというか蛇足。 二人の共通点を別の言葉で言えば、「異質なものと向かいあうことが仕事の中の重要な要素を占めている」ということ。 梅田望夫という名前を「Web進化論」で知った人が多いから無理もないことだけど、梅田さんという人が「Web進化論」にたどりつくべくして当然のようにたどりついたように見る人が多い。あるいは、「はてな」の経営陣に加わったことを当然の選択と見なす人が多いように思える。 そうではなくて、「Web進化論」は梅田さんの人生が脱線して生まれたであり、「はてな」は梅田さんが理解できないものの象徴である。梅田望夫と「Web進化論」の間には相当な軋轢がある。 下にあげたエントリ等から、その事情の一端を窺い知ることができる。 ブログ・ブームは私の勉強法をどう変えたか 「やめること

    梅田望夫と「Web進化論」の間にある軋轢 - アンカテ
  • 80年代にバブルに窒息して死にそうに苦しかった私を救ったのはsmalltalk - アンカテ

    404 Blog Not Found:若者殺しの時代からの逃走と闘争を読んで、自分にとってとても苦しい時代だった80年代の記憶がよみがえる。 それは個人史的に苦しかった時代でもあるけど、バブルというのは私にとってどうしても理解できない時代精神で、近い所も遠い所も回りじゅうぜんぶこれに踊っている状況というのは当にどうしていいかわからないくらい苦しかった。あの頃、「社会」というものが全くわからなくて、自分と「社会」の接点は、どうやっても見つけられなかった。仕事や経済もわからないし、思想とか哲学もそういう自分の悩みを解決してくれるものとは到底思えなかった。 そういう当に辛い時代に、唯一救いになったのが、smalltalkの青。学生時代に勉強したことが全てナンセンスに思えて、転身してプログラマーになったけど、そこも全く予想とは違う灰色の世界で、しょうがなくて仕事をサボって会社の図書室にいて発

    80年代にバブルに窒息して死にそうに苦しかった私を救ったのはsmalltalk - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2006/05/21
    "バブルというのは私にとってどうしても理解できない時代精神で、近い所も遠い所も回りじゅうぜんぶこれに踊っている""ものごとをきちんと考えるというのは、80年代後半には、非常に軽蔑されることで、そういう人間は
  • 権力だってふつうの人が運営してるからバカもする - アンカテ

    ホワイトハウス主催の晩餐会に、モロに反ブッシュの人が呼ばれちゃったというお話。 ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - ホワイトハウス晩餐会でS・コルベアがブッシュをホメ殺し! ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - これが「コルベア・レポート」のブッシュほめ殺し TBS RADIO 小西克哉 松ともこ ストリーム powered by ココログ: 5/16(火)コラムの花道 macska dot org in exile - スティーヴン・コーベア@ホワイトハウス晩餐会のジョーク追加解説 Long Tail World: マスコミとブロガーの直接対決?コルベア暴言報道:Was Colbert Funny or Not? 知らない人は、ストリームの町山さんの解説から入るとわかりやすいと思います。 これは、いろいろな意味が読みとれる事件ですが、私としては、「ホワイトハウスにもバカがいるもん

    権力だってふつうの人が運営してるからバカもする - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2006/05/20
    コメント欄も含めて大変おもしろい,議論のしかたもふくめて
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - ポスト小泉よりエビちゃんと山田優と荒川静香のどれを取るかだ!

    essaさんはおいしいところを持って行くのは上手いと言われて確かにその通りだと思ったので、今度は逆に言わなくてもいいエビちゃんの悪口を言って無駄にケンカを売ってみたけど、ちょっとエビちゃんの悪口を言うのは恐かったですが、(今の所は)厳しい反応がなくてホッとしています。 その代わりに、私が言い足りなかった所を書き継いでいただいたようなトラックバックを二つもらいました。 あの歩き方が可愛いと思う若い人の身体感覚には、ついていけない。全くの独断と直感のみで言うが、身体感覚として「シェア」を拒否する感覚に、そこが関連しているのではないだろうか。 私個人の見方でいえば、これは当たっていると思います。私はその「エビちゃん」を知らないのでなんとも言えない部分もありますが、姿勢と身体性、その人の持っている感性は直結しています。甘えとか。日の女の子の動き方は、基的に「開かないまま」動いている感じがある。

    アンカテ(Uncategorizable Blog) - ポスト小泉よりエビちゃんと山田優と荒川静香のどれを取るかだ!
    summercontrail
    summercontrail 2006/05/14
    "日本の女の子の動き方は、基本的に「開かないまま」動いている感じがある"たしかに/身体感覚と意識の相互作用,世代ごとの違い/以前finalventさん曰くゴリラ歩き(だったか)
  • 洗脳装置としての見えない無名の宗教 - アンカテ

    ホリエモンの件を見てて印象的陰謀論的に思うことは、日は悪いことをしないと出世できないようにできていて、悪いことをするとシッポをつかまれる。悪いことをした奴の中で誰をつかまえて誰をつかまえないか決める人がいて、その人たちが当の権力を握っている。 悪いことをしない奴は、出世しないので放っておける。 出世した奴は悪いことをしているので、それをネタにコントロールできる。 この縛りを脱するには、二つの道しかない。 悪いことをしないで出世する→Web2.0 出世しようとすることをやめる→ニート 陰謀論的には、「出世してない良い一般人」と「Web2.0やニート」が反目しあうような思想的状況を作れば、既存の権力者にとっても最も有利である。逆に両者が連合すると一番困る。 「出世してない良い一般人」を扇動して「Web2.0」的なものや「ニート」的なものを敵視するようにしむける洗脳装置が、具体的な「闇の組織

    洗脳装置としての見えない無名の宗教 - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2006/05/14
    日本教というタームを今回は使っていない