ブックマーク / d.hatena.ne.jp/Trou (9)

  • 2009年、記事供養(1) - 花と石ころ

    下書きを覗いてみると、投稿されなかった書きかけの記事がいくつかあったので、供養してみます。 「極めて日常的な文章から「詩」を切り出す。結果的にそれが果たせるだけでもこのシリーズをはじめてよかったなと思います。」[言葉BOX]「ほぼ日刊イトイ新聞」、『ともだちがやって来た。』の紹介より、永田泰大の言葉。詩や詩人を強く尊敬する糸井重里はその思いゆえ、決して自分を詩人と定義しません。能動的に「詩」を書こうとしない糸井重里が毎日の「ほぼ日」を更新するために書く極めて日常的な文章から「詩」を切り出す。結果的にそれが果たせるだけでもこのシリーズをはじめてよかったなと思います。ただ、毎日を、来る人のために、ぼんやりと、懸命に、等身大からはみ出さないことを律しながら、残ると意識せず、書く。その「脇目もふらない日常の行為」こそが詩や詩人に対する憧憬や畏怖から糸井重里を開放するというと、大げさでしょうか?ほぼ

  • “わからない”のカジュアル化 - 花と石ころ

    たとえば、「結局、人と人とはわかりあえないものなんだよ」という言い方があったりして、それはある種のストックフレーズなのだけど、しかし、これに反論しづらい状況というか、価値観というのはある。ちょっとした術語的なものを使うと、「他者は理解できない」とか、「理解できた時点で他者ではない」とか、「他者を自己の中に取り込む」とか、そういう話になるし、このあたりの言説というのは、まあ、ありふれていると言ってもいいのだろう。 で、このあたりには積極的に反論できないし、「そうだよね」とか思うのだけど、ただ、あまりにも簡単に「そうだよね」と思えてしまう状況というのは、あんまりよくないんじゃないか、と思う。 「他者は理解できない」、あるいは、「理解できないものが他者だ」というのは、完成された時点での物言いで、この、実のところ壮絶な言葉は、現状においては「カジュアル化」みたいな感じで、骨抜きになっているんじゃな

    summercontrail
    summercontrail 2008/05/08
    "私は、脱主観的に存在するものってあるよね、と思っている""人と人とは、絶望的に断絶していて、しかし、なにかにおいてつながっている""「断絶」と「接続」のそれぞれをつきつめて考えないと、絶望とあなどりだけが"
  • 026:基(しろうずいずみ) - 花と石ころ

    summercontrail
    summercontrail 2008/04/19
    この歌、なんだか心に残った
  • 短歌のメールマガジンの話 - 花と石ころ

    summercontrail
    summercontrail 2008/03/15
    "なにかをすることで、おおげさにいえば「世界」に対して小さな石ころを放りこむようなことはできるはず""私はたぶんずっとそんなことを願っている""このメールマガジンが、そんな石ころのひとつになれることを"
  • 「ありがとう」とパーソナルスペース - 花と石ころ

    あとで何か書こう、と思ってブックマークしていたら、いつの間にかたくさんブクマされていたのが次の記事。店員に「ありがとう」と言う人が大嫌い。おかしいのでしょうか。。。 さっき別の方が、店員に「ご馳走様」「ありがとう」と言う人を見ると惚れそうになる、と書いていて、あまりにびっくりしたので質問してしまいました。私の周りにも何人かそういう人がいて、料理が運ばれてくるたびに「ありがとう」と言ったり、買い物してお釣りをもらうときに「ありがとう」と言ったりしてました。見ててイラッとします。会釈ならいいんです。私もするし、感じいいです。でもなんで声に出す?知り合いでも何でもないのに、馴れ馴れしくない?と思います。そういう人に限って、何かあったときにねちねちクレームつけたりする。私自身、コンビニでバイトしてたときに、「ありがとう」と言われたことあります(関西の発音の人が多かったような。。。)正直、内心で「友

    summercontrail
    summercontrail 2008/02/25
    この件はいろいろな人が書いてるけどTrouさんの考察が当たっていると思う
  • 短歌一首 - 花と石ころ

    ■[うたう]短歌一首 神さまのような瞳でおごそかに私をみたりなんかしないで

  • http://d.hatena.ne.jp/Trou/20080125

    summercontrail
    summercontrail 2008/01/28
    あれは嫌ですね
  • http://d.hatena.ne.jp/Trou/20070701

  • 花と石ころ

    ミュージック・ブレス・ユー!!作者: 津村記久子出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/07/01メディア: 単行 まさか同時期に二冊もが出てるとは思わなくて、そういえば読みのがしてる短編とかあるんやろか、と思って調べたら、短編どころか単行があった。やっぱりさー、こう、気になってる人の新刊とか出たら教えてくれるサービスが必要だと思うんだ。それともすでにありますか。 このは、高校生が主人公になっていて、これまでの津村記久子のイメージから考えるとへえ、というか、そうなんや、という感じがして、不思議でした。文体のベースも、これまでのものとは違うと思えて、作者名を隠して読まされたらわからないかもしれない。でも、それはもちろん悪いことであるはずはないです。 この小説の視点は、だいたい“アザミ”という高校生の背後をふわふわ浮かんでいるんですけど、このアザミという人物が

  • 1