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ブックマーク / bijutsutecho.com (15)

  • 金沢21世紀美術館で天井のガラス板が落下。能登半島地震で被災

    金沢21世紀美術館で天井のガラス板が落下。能登半島地震で被災1月1日に石川県能登地方で最大震度7を観測した「令和6年能登半島地震」で、金沢21世紀美術館が大きな被害を受けたことがわかった。 部分的に落下した天井 提供=金沢21世紀美術館 1月1日に石川県能登地方で最大震度7を観測した「令和6年能登半島地震」で、金沢21世紀美術館が大きな被害を受けたことがわかった。 金沢21世紀美術館は妹島和世と西沢立衛からなるSANAAが手がけた建築として知られており、円のかたちをしたガラス張りの平屋建築。展示室の天井にもガラス板が使用されており、これが空間に明るさと開放感をもらたしているが、今回はこのガラス板が地震によって部分的に剥がれ落ちた。金沢市文化政策課によると、ガラス板が剥落したのは2~3つの展示室。修復は当面先になるという。 震災前の金沢21世紀美術館の展示室。「DXP(デジタル・トランスフォ

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    sumoa 2024/01/07
  • 目の前で対峙する数々のドキュメンタリー。銀座メゾンエルメスフォーラムで崔在銀が実践する「新たな生」とは何か

    目の前で対峙する数々のドキュメンタリー。銀座メゾンエルメスフォーラムで崔在銀が実践する「新たな生」とは何かエルメス財団によるアートにおけるエコロジーの実践を問う展覧会「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」のダイアローグ1として、「『新たな生』 崔在銀」展が銀座メゾンエルメスフォーラムで開幕した。会期は2024年1月28日まで。 文・撮影=三澤麦(ウェブ版「美術手帖」編集部) 展示風景より、崔在銀《White Death》(2023) エルメス財団によるアートにおけるエコロジーの実践を問う展覧会「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」が東京・銀座の銀座メゾンエルメスフォーラムで開幕した。ダイアローグ1として2024年1月28日まで開催されているのは、作家・崔在銀(チェ・ジェウン)による「『新たな生』 崔在銀」展だ。 崔在銀は1953年韓国・ソウル生まれ。環境や自然との対話を継続してきた作家

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    sumoa 2023/10/22
  • 大型展覧会は変わるべき? 『美術展の不都合な真実』著者・古賀太に聞く

    大型展覧会は変わるべき? 『美術展の不都合な真実』著者・古賀太に聞く日の美術館で行われるメディア主催の大規模な展覧会(企画展)。その裏側を描いた『美術展の不都合な真実』が新潮新書より刊行された。このを執筆した背景について、著者の日大学芸術学部教授・古賀太に話を聞いた。 聞き手=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 新型コロナウイルスによって数ヶ月もの長い臨時休館を強いられてきた美術館が、6月に入り次々と再開した。多くの美術ファンにとって喜ばしいニュースだが、美術館は事前予約制など、これまでにない対応を迫られている。このコロナ禍を機に美術館のあり方を見直すべきだという声は、美術関係者からも聞かれる。そんななか、メディア共催展(マスコミが主催に入る展覧会)をはじめとする美術館展覧会の隠れた部分を顕にした書籍『美術展の不都合な真実』(新潮新書)が刊行された。 * ──古賀さんは現在日

    大型展覧会は変わるべき? 『美術展の不都合な真実』著者・古賀太に聞く
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    sumoa 2023/10/08
  • 磯崎新が91歳で逝去。建築史に大きな足跡残す

    世界的な建築家としてその名が知られる磯崎新が12月28日、老衰のためこの世を去った。91歳だった。 磯崎は1931年大分県生まれ。54年に東京大学工学部建築学科を卒業し、丹下健三の指導のもとで建築家としてのキャリアをスタートさせた。63年には建築事務所「Arata Isozaki & Associates」を設立し、約60年にわたってアジアやヨーロッパ、北アメリカ、中東、オーストラリアなど、世界各地で100以上の作品を手がけた。 重要作としては、北九州市立美術館(1972〜74、福岡)、水戸芸術館(1986〜90、茨城)、アリアンツタワー(2003〜14、ミラノ)、カタール国立コンベンションセンター(2004〜11、ドーハ)、上海シンフォニーホール(2008〜14、上海)などが挙げられる。 また磯崎は2019年、「建築のノーベル賞」とも言われるプリツカー賞を受賞。丹下健三や槇文彦、安藤忠雄

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    sumoa 2022/12/31
  • クリムトの《死と生》に油。ウィーンの環境活動家が作品を攻撃

    クリムトの《死と生》に油。ウィーンの環境活動家が作品を攻撃相次ぐ環境活動団体による名画への攻撃が、オーストリアでも発生した。被害にあったのはウィーンにあるレオポルド美術館だ。 Letzte Generationのプレスリリースより 11月15日、またもや環境活動家によるアートへの攻撃が起こった。標的となったのは、世界有数のエゴン・シーレコレクションで知られる、ウィーンのレオポルド美術館が所蔵するグスタフ・クリムトの《死と生》(1908)。この作品が、ふたりの環境活動家によって油がかけられた。作品と額は無事だという。 Letzte Generationのプレスリリースより 実行したのはオーストリアの環境活動団体 Letzte Generationの一員。SNSの投稿において同団体は「今日において重要なのは(クリムト作品《死と生》に描かれるように)まさにこの問題であり、この決断をすることです。

    クリムトの《死と生》に油。ウィーンの環境活動家が作品を攻撃
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    sumoa 2022/11/21
  • 東京都人権部が飯山由貴の映像作品を検閲。上映禁止は「極めて悪質」|美術手帖

    東京都人権部が飯山由貴の映像作品を検閲。上映禁止は「極めて悪質」東京都人権プラザの主催事業として開催されているアーティスト・飯山由貴の企画展「あなたの当の家を探しにいく」。この展示の附帯事業として上映とトークが予定されていた映像作品《In-Mates》(2021)に対し、東京都人権部が作品上映を禁止する判断を下した。この「検閲」に対し、10月28日、厚生労働省で飯山由貴、FUNI(ラッパー/詩⼈)、外村⼤(東京⼤学教員)、小田原のどか(アーティスト)が記者会見を行った。 文=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 会見を行った小田原のどか(会見司会・アーティスト)、FUNI(ラッパー/詩⼈)、飯山由貴(アーティスト)、外村⼤(東京⼤学教員) 東京都人権プラザの主催事業として開催されているアーティスト・飯山由貴の企画展「あなたの当の家を探しにいく」(〜11月30日)。この展示の附帯事業と

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  • アーティスト・小泉明郎が投げかける、コロナと五輪が併存する世界への疑問

    アーティスト・小泉明郎が投げかける、コロナと五輪が併存する世界への疑問国際的に活動する現代アーティスト・小泉明郎が、東京五輪の聖火リレーを題材にした映像作品《AntiDream #2 (聖火儀礼バージョン)》を突如としてYouTubeで公開した。「あなたは感染しています」といった様々な人工音声と、聖火リレーの映像が重なり合った作で小泉が伝えようとしたものは何か? 聞き手・文=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) ──最初に映像を拝見したとき、正直に言えばかなり衝撃的でした。いま私たちが生きている世界は新型コロナウイルスの感染が拡大するいっぽうで、聖火リレーは無観客などの条件下で行われています。また政府やIOCも「安心安全」な対策をとることで東京五輪は開催可能だと主張している。そのような状況で発表されたこの作品にはどのような制作背景があるのでしょうか。 私たちの眼差しの暴力性を体現させた

    アーティスト・小泉明郎が投げかける、コロナと五輪が併存する世界への疑問
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    sumoa 2022/07/03
  • 森美術館の対応に異議。Chim↑Pomが「Chim↑Pom from Smappa!Group」へと改名

    森美術館の対応に異議。Chim↑Pomが「Chim↑Pom from Smappa!Group」へと改名Chim↑Pomが、4月27日を以て「Chim↑Pom from Smappa!Group」へと改名する。その経緯は、森美術館で開催中の「ハッピースプリング」展へ、Smappa!Groupからの協賛申し出だけが美術館に断られたことに端を発しているという。 日を代表するアーティスト・コレクティブとして知られるChim↑Pomが、4月27日を以て「Chim↑Pom from Smappa!Group」へと改名することを発表した。 その経緯は、森美術館で開催中の「ハッピースプリング」展での設営費などを賄うために美術館から協力要請を受け、一部作家側で集めることとなった約1000万円の協賛金にSmappa!Groupからの協賛申し出だけが美術館に断られたことに端を発しているという。 Chim↑P

    森美術館の対応に異議。Chim↑Pomが「Chim↑Pom from Smappa!Group」へと改名
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    sumoa 2022/04/22
  • アーツ前橋の作品紛失問題はなぜここまでこじれたのか。美術館の運営状況から見えてきた労務問題も

    アーツ前橋の作品紛失問題はなぜここまでこじれたのか。美術館の運営状況から見えてきた労務問題も アーツ前橋の作品紛失をめぐり、いまだ事態が収束しない。前橋市に情報公開請求して入手した資料をもとに、作品紛失に関する経緯や問題点を整理。また同館の労務管理に関する問題も取材した。 文=白坂由里 アーツ前橋 アーツ前橋(群馬県前橋市)が、高崎市出身の作家2人の遺族から借用した6作品(木版画4点、書2点)を紛失した問題をめぐり、2020年11月の公表からいまだ事態が収束しない。2021年3月、作品紛失の原因や対応について調査委員会がまとめた調査報告書に対し、すでに退任を発表していた住友文彦館長(当時)が反論会見を開き、館長を退任した。 作品紛失にも増して問題となっているのは、遺族への報告の遅れだ。2020年1月に紛失が確認されてから遺族への謝罪まで約6ヶ月もかかっている。この原因として、調査報告書では

    アーツ前橋の作品紛失問題はなぜここまでこじれたのか。美術館の運営状況から見えてきた労務問題も
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    sumoa 2022/04/12
  • アーツ前橋の作品紛失について前橋市が被害届を提出。追加調査で高まる盗難の可能性

    アーツ前橋の作品紛失について前橋市が被害届を提出。追加調査で高まる盗難の可能性アーツ前橋の作品紛失について、前橋市が12月20日付けで前橋署に被害届を提出した。 アーツ前橋 群馬・前橋のアーツ前橋が借用した6作品を紛失したことについて、前橋市が12月20日付けで前橋署に被害届を出したことがわかった。22日に上毛新聞が報じた。 アーツ前橋は収蔵を視野に入れた作品調査の過程で、借用した6作品を紛失したことを2020年11月に公表。来保管場所として想定されていなかった旧前橋市立第二中学校の特別教室棟にあるパソコン室に保管していた6作品を紛失したことが、2020年1月から2月にかけて確認されていた。 2021年3月には、作品紛失の原因や対応について調査委員会が調査報告書をまとめ、館長の住友文彦と担当学芸員が、紛失作品を除いたリストの制作や、紛失作家の展覧会開催の提案などを検討していたことを指摘。

    アーツ前橋の作品紛失について前橋市が被害届を提出。追加調査で高まる盗難の可能性
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    sumoa 2022/04/11
  • 美術評論家連盟会長で上智大教授の林道郎、元教え子の女性がセクハラで提訴。10年にわたり関係

    美術評論家連盟会長で上智大教授の林道郎、元教え子の女性がセクハラで提訴。10年にわたり関係美術評論家連盟会長も務める林道郎・上智大学国際教養学部教授が、元教え子の女性からセクハラとアカハラによって東京地裁に提訴されたことがわかった。 上智大学国際教養学部教授で美術評論家連盟の会長も務める美術評論家・林道郎から、10年以上にわたりセクシャルハラスメントとアカデミックハラスメントを受けたとして、元教え子の女性が東京地裁に2200万円の損害賠償を求める訴えを起こしたことがわかった。 原告となったのは、林氏の元教え子で、その後も美術業界で勤務していた女性。訴状は4月30日付であり、現在は双方の弁護士を通じた書面でのやり取りが続いている。 女性は2003年に上智大学入学後、学部2年生の2004年後期から林教授の講義を受けており、大学院進学直前の07年夏のゼミ旅行をきっかけに、帯者である林教授から二

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    sumoa 2021/11/28
  • 黒川紀章の「カプセルハウスK」が50年の時を経て一般公開へ。6月から民泊利用も予定

    黒川紀章の「カプセルハウスK」が50年の時を経て一般公開へ。6月から民泊利用も予定「中銀カプセルタワービル」で知られる黒川紀章が自身の別荘として設計し、50年にわたって非公開とされてきた長野県の「カプセルハウスK」が、修繕を経て5月に一般公開。現在は保存のためのクラウドファンディングも行われている。 「カプセルハウスK」の外観 写真=山田新治郎 「中銀カプセルタワービル」などで知られる建築家・黒川紀章が自身の別荘として長野県北佐久郡に建て、50年にわたって非公開とされてきた「カプセルハウスK」が、5月に一般公開される。 「カプセルハウスK」は、「中銀カプセルタワービル」と同じBC-25型のカプセルを住宅の諸室として用いた建物。急斜面に立ち、玄関やリビングのある中央部の周囲には、2つの寝室、茶室、厨房の4つのカプセルが取り付けられている。 公開にあたっては、工学院大学建築学部の鈴木敏彦研究室

    黒川紀章の「カプセルハウスK」が50年の時を経て一般公開へ。6月から民泊利用も予定
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    sumoa 2021/04/16
  • 文化庁の補助金不交付決定、議事録存在せず

    文化庁の補助金不交付決定、議事録存在せず文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」に対して補助金の不交付を決めた問題で、その決定過程の議事録が存在しないことが明らかになった。 文化庁が「不交付」の決定を下した、あいちトリエンナーレ2019に対する補助金約7800万円について、その不交付を決定した審査過程の議事録が存在しないことがわかった。日共産党村伸子議員がTwitterで明らかにした。 これは、村議員が文化庁に対して問い合わせをした結果判明したもので、京都にある文化庁地域文化創生部が10月1日に回答したもの。 10月1日、文化庁から 「あいちトリエンナーレへの補助金不交付を決定した審査の議事録はございません。」 との文書が国会事務所に届きました(怒) どのような審査で「不交付」が決まったのか知りたいと文化庁に要求していた回答です。 pic.twitter.com/XJ7DZQ3U

    文化庁の補助金不交付決定、議事録存在せず
  • 企画アドバイザーの東浩紀が「あいちトリエンナーレ2019」についてツイート。「芸術こそが友と敵をつくり出してしまった」|MAGAZINE | 美術手帖

    企画アドバイザーの東浩紀が「あいちトリエンナーレ2019」についてツイート。「芸術こそが友と敵をつくり出してしまった」「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」について、同トリエンナーレで企画アドバイザーを務める作家で批評家の東浩紀がTwitter上で発言。騒動について謝罪と反省の言葉をツイートした。 あいちトリエンナーレ2019で企画アドバイザーを務める東浩紀が、今回の「表現の不自由展・その後」をめぐる問題について初めて意見を表明した。 7月末から休暇で国外にいたことを明かした東は、今回の問題について「まずは今回のできごとについて、スタッフのひとりとして、愛知県民の皆さま、出展者の皆さま、関係者の皆さまにご迷惑をかけたことを、心よりお詫びいたします」と謝罪。「今回の事件においては、芸術こそが友と敵を作り出してしまいました」と心情を吐露した。東のアカウントは鍵がかかってい

    企画アドバイザーの東浩紀が「あいちトリエンナーレ2019」についてツイート。「芸術こそが友と敵をつくり出してしまった」|MAGAZINE | 美術手帖
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    sumoa 2019/08/08
  • 新五千円札・津田梅子の肖像画をめぐって。画家・諏訪敦が語る「なぜ、人物像を反転してはならないのか」

    新五千円札・津田梅子の肖像画をめぐって。画家・諏訪敦が語る「なぜ、人物像を反転してはならないのか」日銀行券と五百円貨幣のデザインが、2024年度上半期に刷新される。発行に先駆け今年4月9日に新デザインが発表されたが、その後、新五千円札に使用された津田梅子の肖像画が反転していることがSNSや主要メディアによって指摘されている。この件について、数多くの肖像画を手がけてきた画家・諏訪敦に話を聞いた。 日銀行券のデザインが、2024年度上半期に刷新される。今年4月9日には千円から一万円までの各紙幣、五百円貨幣の新デザインが発表されたが、「新五千円札に使用された津田梅子の肖像画が反転しているのではないか」との声がSNSや主要メディアから上がっている。 この指摘に対し、菅義偉官房長官は16日の記者会見で、「(紙幣デザインは)様々な写真を収集し、それらを参考に国立印刷局の工芸官が彫刻を行って原案を作

    新五千円札・津田梅子の肖像画をめぐって。画家・諏訪敦が語る「なぜ、人物像を反転してはならないのか」
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