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SFに関するsumomomimiのブックマーク (10)

  • 【22時追記あり】「三体」が好きだった人にオススメしたいSF小説・前編

    選抜条件自然科学、技術に対する信頼がある。宇宙の広大さ・希薄さに気が遠くなる。宇宙と比べた自分の一生や人類の歴史の短さに唖然となる。人類が地質学的時間の果てにヒトならざるものに進化・退化してしまう。何らかの形でエイリアン・地球外生命体と敵対する。政治的でない。あるいは、政治は扱われるがプロットの邪魔をしない、それどころか面白くしている。または、作者の主張が強くて作者の顔がはっきりと見えることがない。 上記の条件のうち、いくつかを満たしているものを作家ごとに紹介する。 作品のオチには触れないつもりだが、途中に何が出てくるかとかそういったレベルでは作品の内容に触れる。 記憶を頼りに書いているので誤っているかも。 グレッグ・イーガン思い入れが多い。ただ、近年のイーガンの長編は自然科学の素養が無いと何を言っているかまったくわからない作品が多いので(高校どころかひどいのになると大学院レベル)、短篇集

    【22時追記あり】「三体」が好きだった人にオススメしたいSF小説・前編
  • 『「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門』という本を刊行します。 - 基本読書

    「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門 作者:冬木 糸一ダイヤモンド社Amazonこのブログ「基読書」を書いている冬木糸一です。3月1日に、『「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門』というをダイヤモンド社から刊行することになったので、その告知文を下記につらつらと書いていきます。このブログの読者にはまず楽しんでもらえる内容なので、ぜひ告知分だけでも読んでいってください。 の外観。440ページ超えなのでけっこう分厚い SF超入門とは何なのか 「SF超入門」と銘打っているわけなので、当然SFに入門するためのになる。歴史や作家など入門といっても無数の入り口があるわけだけれども、今回はいわゆるSF小説のガイド的な内容になっている。ただ、「SF初心者はこれを読め!」といって初心者向けを語る、ガイド記事を拡張した内容とは異なるアプローチでを選んでいる。 たとえば

    『「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門』という本を刊行します。 - 基本読書
  • 「量子力学」が解き明かす「この世界の本当の姿」がヤバすぎた…! SFよりスゴイ「不思議な現実」(和田 純夫)

    量子力学。それは物質の基の姿、すなわち、この世界の基の姿を解き明かそうとする理論だ。しかし、そこから導かれるさまざまな結論は、どれもわれわれの直観にあまりにも反している。 そんな量子力学をどう解釈するかをめぐっては、2つの代表的な方法がある。1つは、ニールス・ボーア(1885-1962)を中心に考えられた「コペンハーゲン解釈」。もう1つは、ヒュー・エベレット(1930-1982)が提唱した「多世界解釈」だ。現在、コペンハーゲン解釈が標準的な理論とされているが、それに異を唱える物理学者たちが主張しているのが多世界解釈である。しかしそれは、「この世界は無数に存在する」というSFとしか思えない世界像を主張する、一見、まともとは思えない解釈である。 多世界解釈では、なぜそんな世界が「必然」となるのだろうか? その答えは、じつはごく自然なロジックの積み重ねで導くことができるのだ。 その前に今回は

    「量子力学」が解き明かす「この世界の本当の姿」がヤバすぎた…! SFよりスゴイ「不思議な現実」(和田 純夫)
  • 美少女JCお嬢様ですが三体みたいなSFを教えてほしいですわ(追記あり

    (追記部分に三体1のネタバレがございますわ) はてなの皆さんごきげんよう。わたくしは、美少女貞淑淫乱女子中学生お嬢様ですわ。 先日、生まれて初めてSF小説というものを読みましたの。タイトルは、劉慈欣『三体』。あのオバマ大統領も愛読しているという話題の中国SFですわ。 その感想は…… こんなおもしれぇもん初めて読みましたわ! 人類有数の大愚行である文化大革命と外宇宙が接続するif歴史のヨタ話が、否応なくワクワクを煽るⅠ巻。 「面壁者(ウォールフェイサー)」VS「破壁人(ウォールブレイカー)」という、字面も響きも由来も実態もオチも何もかもが超絶カッコイイ頭脳バトル展開で、最高傑作の呼び声が高いのも頷けるⅡ巻。 スケールのインフレが留まるところを知らず、地球と三体世界の関係のみならず当に行き付くところまで行って完膚無きまでに物語を終わらせたⅢ巻。 もう、シリーズ全巻にわたって大大マンマン満足の

    美少女JCお嬢様ですが三体みたいなSFを教えてほしいですわ(追記あり
  • ケン・リュウによる、中国、日本、米国の歴史と文化を横断的に取り込んだ珠玉のSF短篇集──『宇宙の春』 - 基本読書

    宇宙の春 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者:ケン リュウ発売日: 2021/03/17メディア: Kindle作『宇宙の春』は、中国と米国、作家と翻訳家を股にかけて活躍する作家ケン・リュウの日オリジナル短篇集第四弾である。独立した話の短篇集なので、もちろん書から読んでも問題ない。第二弾、第三弾の短篇集が分厚かったことの反動か、今回は300p全10編とコンパクトになったが、その分シンプルに質の高い作品が揃っている。第一〜から第四冊までを並べた時に、第一と並ぶぐらい好きな巻となった。 作品の発表年としては2011〜20年のものが揃っている。全体をざっくり紹介しておくと、詩的に宇宙の壮大なスケールを歌い上げるような作品もあれば(「宇宙の春」)、未来のシミュレーションを行うSFプロトタイピング的な作品あり(「充実した時間」)、731部隊を「過去に起こったことを一度だけ実体験できる」特

    ケン・リュウによる、中国、日本、米国の歴史と文化を横断的に取り込んだ珠玉のSF短篇集──『宇宙の春』 - 基本読書
  • SFマニアからビギナーまであらゆる層を満足させる、オールタイム・ベスト級の傑作SF短篇集──『なめらかな世界と、その敵』 - 基本読書

    なめらかな世界と、その敵 作者: 伴名練,赤坂アカ出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/08/20メディア: 単行この商品を含むブログを見るこの『なめらかな世界と、その敵』を端的に紹介すれば、SFマニアからビギナーまであらゆる層を満足させる、オールタイム・ベスト級の傑作SF短篇集である。とはいえ著者伴名練の名は、SFファン以外は聞いたことはないだろう。既刊行作は『少女禁区』という約10年前に刊行された中短篇集一冊のみで、その後も企画物のアンソロジーに散発的に短篇を発表しるのみだったから、普通は知る機会は多くはない。 だが、SFファンの間では、書の刊行前から伴名練の名は異常なほどの熱気でもって知られていた。というのも、商業発表作こそ少ないものの、同人誌に毎年のように新作短篇を発表しており、その作品の出来がまた凄まじかったからだ。それまでのSFの先行作を緻密かつ複雑に折り込み、舞

    SFマニアからビギナーまであらゆる層を満足させる、オールタイム・ベスト級の傑作SF短篇集──『なめらかな世界と、その敵』 - 基本読書
  • 中国だけで2100万部、話題性と本物のおもしろさを兼ね揃えたバケモノ級の中国SF──『三体』 - 基本読書

    三体 (ハヤカワ文庫SF) 作者:劉 慈欣早川書房Amazon『三体』とは! 中国の作家劉慈欣によって書かれたSF三部作の第一部目にして、中国国内だけで三部作累計2100万部を刊行し、さらに日でも人気のケン・リュウによる翻訳によってアメリカ歴史あるヒューゴー賞を受賞した傑作である。ヒューゴー賞受賞の何が凄いかと言うと、翻訳書としてははじめてのの受賞になるのだ。 それぐらい作品の内容が圧倒していたともいえる。で、あまりSFとは縁のなさそうなオバマやザッカーバーグも絶賛していたりとか、アニメ化が決定したりとか話題は尽きないんだけれども、とにもかくにもこれだけは覚えて帰ってもらいたいのは、この『三体』は、話題先行の内容はまあおもしろいね、いうほどじゃないけど的な軟弱な態度で読み終わる作品ではなく、その肥大化しきっているともいえる話題性に劣らない、圧倒的なおもしろさのある、純粋におもしろいSF

    中国だけで2100万部、話題性と本物のおもしろさを兼ね揃えたバケモノ級の中国SF──『三体』 - 基本読書
  • ディストピア小説不完全ガイド全56冊ー今だからこそ読みたい古典から新作まで(随時更新) - ゴミ本なんてない

    その過激な発言と排斥主義で世間の耳目を集めたトランプがまさかの大統領として着任した2017年初頭。途端に「ビッグ・ブラザー」といった造語を浸透させた事でも有名な、ジョージ・オーウェルの『1984』が爆売れしたのも記憶に新しい。人間の究極の理想であるユートピアとは真逆の、破綻した近未来を描くディストピア小説。その金字塔と言っても過言ではない作は、下手したらこうなるかもしれない、こうなってもおかしくない、という人間の不安を巧みに具現化し、時代を超越したメッセージ性があるからこそ、50年以上経った今でも数多くの人間に愛されている。 自分も例に漏れず『1984』を始め、ディストピア小説が大好きで結構読んでいたつもりだったのだけど、ここらで一旦今まで読んだの棚卸しするのにも丁度良いと思い、古典から新作まで、読んだ事があるものを全部まとめてみました。特に最近はかなり面白い作品が増えているので、邦訳

    ディストピア小説不完全ガイド全56冊ー今だからこそ読みたい古典から新作まで(随時更新) - ゴミ本なんてない
  • 億万長者の起業家たちが愛してきた古典的SF小説7選 | ライフハッカー・ジャパン

    Inc.:私はこれまでに編集者として、ビル・ゲイツ、イーロン・マスク、スティーブ・ジョブズ、ウォーレン・バフェット、ジェフ・ベゾス、マーク・ザッカーバーグ、シェリル・サンドバーグ、サー・リチャード・ブランソンの推薦図書(ほとんどがノンフィクションです)に関する記事を書きました。 記事を見直すと、少数ではありますがサイエンス・フィクションの題名が出てきました。そこで、億万長者の起業家たちを魅了してきたSF小説7選をご紹介することにしましょう。 1.アイン・ランド著『肩をすくめるアトラス』(原題:Atlas Shrugged) 要約:私たちの現実とそっくりなもうひとつの別の世界では、生産産業に関わる実業家たちが世界から脱するが、世界は滅亡へと向かう。 億万長者に好まれる理由:ほとんどのSFでは、起業家は世界を破壊しようとしている悪者です。この小説では設定が逆で、悪の世界に狙われるヒーローとして

    億万長者の起業家たちが愛してきた古典的SF小説7選 | ライフハッカー・ジャパン
  • 青空文庫で読める日本古典SF

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