今まで少しずつ書いてきた随筆を 『奧斯汀じゃがたら芋』 と名付けて小冊子にしています。その抜粋を時々載せてみようと考えています。 その芋の心はと問はれ かぎ問はば を頭にして詠める 唐ごころ ききつなれにし 外つ国しあれば はるばる来ぬる 和の国ぞおもふ 在原行平鍋 唐人の 寝言に驚き 目がさめる 猪突 (著者所蔵) 以下の随筆は物理学を研究している方々のために書いた物です。 『光とは何ですか?』 2009年4月 物理学的側面は、いろいろな方が教えて下さるでしょうから、ここでは物理を勉強していると、つい忘れてしまう光の側面を列挙してみます。 ひかりはこだまより速くのぞみより遅く移動します。 光は我々人間に外界の情報を伝えてくれる機構の中で、最も重みを占めているものです。正常な人間は90%以上の情報を光を通して得ているとのことです。したがって、瞑想する人は一様に目を閉じるか、あるいは半眼