タグ

ブックマーク / tmaita77.blogspot.com (2)

  • ロスジェネを教員に

    教員不足が言われています。佐賀県は,小学校教員採用試験を春・秋と,年2回実施するのだそうです(昨日の読売新聞)。夏に受験できなかった人,ないしは他の自治体で不合格になった人を,秋試験で受け入れられますね。 2021年度の公立小学校教員採用試験(2020年夏実施)の受験者は4万3448人,採用者は1万6440人。競争率は前者を後者で割って2.64倍です。後で述べますが,私の頃と比してだいぶ下がっています。当然,自治体による差もあります。地域差はあまり報じられませんので,私が計算したデータをご覧に入れましょう。 下の表は,2021年度の小学校試験の競争率を都道府県別に算出し,高い順に並べたものです。政令市は,所在する県の分に含めています。たとえば横浜市の受験者,採用者は神奈川県に含めています。資料は,文科省『公立学校教員採用選考試験の実施状況』です。 全国値は2.64倍ですが,県による違いがあ

    ロスジェネを教員に
  • モザイク図の効用

    べている子どもほど学力が高い。「朝パワーで学力アップ!」。よく聞くところですが,両者の相関が疑似相関である可能性が高いことは,多くの人が見抜いているところでしょう。 最新の全国学力テストのデータから,小6児童のクロス表をつくると下表のようです。横軸が朝の摂取頻度の群,縦軸は算数Bの正答率の四分位群を意味します。A層は上位4分の1・・・D層は下位4分の1の児童です。ここでは,正答率の個人分散が大きい算数Bの成績に注目しています。 朝べているa群では学力上位のA層が最も多く,他の3群ではD層が最多です。D層の割合は,a群では18.3%,b群では30.7%,c群では41.2%,d群では47.7%となっています。朝をまったくべない群では,半分近くが正答率D層であることが知られます。言わずもがな,A層の比率はこれとは逆の傾向です。 朝摂取頻度と学力の間に明瞭な相関関係があるの

    モザイク図の効用
    suna_zu
    suna_zu 2016/03/12
    相関が疑似相関である可能性が高い。因果関係の伴わない相関関係は擬似相関と呼ぶ様子。
  • 1