ゲーテもドストエフスキーも太宰もみーんなロリコン? 萌え要素満載の純文学の世界へようこそ!(demi/Beltorchicca) 純文学の萌え萌え美少女大集合! ギャルゲーや美少女アニメもいいけれど、たまには教科書に載っているような文豪の描く美少女で萌えてみませんか? 一見辛気臭く見える純文学の世界には、無垢な美少女を夢見る古今東西のナイーブ居士たちのドリームがいっぱい詰まっています。フィギュアと違って、文学書だったら女の子が部屋に遊びに来るときに慌てて隠さなくても大丈夫。少女誘拐事件が起こるたびにママに心配されることもありません。しかも文学趣味で豊か過ぎる感受性をアピールすればナオンの母性本能をくすぐってモテイベントが発生することも…。文学って、なんてすばらしいんでしょう。 ドッキドキ★同棲ライフ――ドストエフスキー、室生犀星
[この一冊]では、最近読んだとか、新刊が出て話題になっているとか関係なしに、みんなに読んでもらいたい本を紹介していく。調べてみたら、このカテゴリーは宮川淳の『鏡・空間・イマージュ』を紹介して以来使っていなかった。これからはもう少し積極的に書くことにしよう。 ■室生犀星『蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ』 「おじさま、お早うございます。」 「あ、お早う、好いご機嫌らしいね。」 「こんなよいお天気なのに、誰だって機嫌好くしていなきゃ悪いわ、おじさまも、さばさばしたお顔でいらっしゃる。」 「こんなに朝早くやって来て、またおねだりかね。どうも、あやしいな。」 「ううん、いや、ちがう。」 「じゃ何だ。言ってご覧。」 「あのね、このあいだね。あの、」 「蜜のあわれ」の書き出しである。「おじさま」とここで呼びかけられているのは、室生犀星を思わせる老作家である。そしてその相手は、一見、親戚の少女か
悪魔的な美貌と知性を併せ持ち、エキセントリックな行動で大衆を煙にまく貴公子ニコライ・スタヴローギンと、彼を熱狂的に信奉する若者たちによって引き起こされる革命ごっこの物語。 無神論的社会主義にとりつかれ、ニコライを新しい神として崇めるピョートル、ピョートルに心酔して彼の犯罪に手を貸す美少年エルケリ、哲学的な自殺願望を持つキリーロフ、純愛に生きるシャートフなどロシア青年のキャラがたっていて、ありとあらゆる妄想ができそうです。いつも馬に乗ってる令嬢リザベータ(脳内キャスティングは伊藤かずえ)とニコライとのメンヘル気味な恋愛会話もスリリング。 「スタヴローギン、きみは美男子ですよ!」ピョートルはもう陶然となりながら叫んだ。「きみは自分が美男子だということを知っていますか! きみのいちばんいいところは、きみがどうかするとそのことを忘れている点なんです。ああ、ぼくはきみを研究しましたよ! ぼくはよく
世界に誇るロリ小説の大家は、幻想的な怪談を書いていた、という話。 彼ほど美少女を描くのが上手い小説家はいない。そして、彼ほど美少女を追い求めた作家はいないだろう。 すごい美少女って人間ぽく見えない。あまりに整いすぎている見目は、人外いう言葉が似合う。しかも、あかりを消して見る女の裸は、この世のものとは思えない。夜の底に沈む白さは、冥土への途なのか――うつくしい女は、どこか化け物じみている。究極のおんなは、もののけなのかも。 やはりというか、当然というか、白眉はこれ。 「片腕を一晩お貸ししてもいいわ」と娘は言った。そして右腕を肩からはずすと、それを左手に持って私の膝においた。 この文からはじまる幻視的な一夜は、何度読んでも恐ろしい。むかし観たB級ホラー(題名失念)で、腕が持ち主を探す場面を思い出す(白い蜘蛛のように這いまわっていた)。 話者が見聞きしたイメージを重ねることで、心情を表現するの
2008年01月18日 アカギは癒し系漫画である 「アカギ」は麻雀漫画である。 当然だ。「アカギ」とは赤木しげるが麻雀を打つ物語であり、麻雀を打つことによってアカギはアカギでいるのだ。麻雀を打てなくなったらそれはアカギではなくなってしまう、というようなことを「天」にて本人が述べてもいる。やはり「アカギ」は麻雀漫画だ。 「天」16巻より 自ら死を選ぶ赤木しげる 「アカギ」は麻雀の展開が遅い。 近代麻雀は月2回発行だが月1でしか掲載されておらず、そのたった1回の掲載時で1巡も進まないことも多々ある。電卓をはじいて残り資産を計算しただけでひと月が終わる事だってある。読者というのは我侭なもので、展開が速ければ「なんであのシーンをもっと深く描かなかった」と不平を口にし、展開が遅いと「いつまでやってるんだ、早く先へ進め」と文句を垂れる。ここ数年の「アカギ」は、ファンとして贔屓目に見てもやはり後者が圧倒
■ 激安!訳ありグルメ ■ 巨大イカ ┣ 巨大イカ VS マッコウクジラ ┣ 巨大イカ VS マッコウクジラ 2 ┣ ダイオウイカ1 ┣ ダイオウイカ2 ┣ 人食いイカ レッド・デビル ┣ ミズヒキイカ ┣ 巨大エンドセラス ┣ ダイオウホウズキイカとは? ┗ ダイオウホウズキイカ2 ■ 巨大両生類 ┗ ゴライアスガエル ■ 巨大陸生無脊椎動物 ┣ 超巨大ゴキブリ (アプソロブラッティナ) ┣ ヨロイモグラゴキブリ ┣ タイタンオオウスバカミキリ ┣ サカダチコノハナナフシ ┣ セントヘレナオオハサミムシ ┣ 巨大カゲロウ (メゾサイロス) ┣ 巨大ゲジゲジ (オオゲジ) ┣ 巨大ヤスデ (アースロプレウラ) ┣ ゴライアス・バード・イーター ┗ 巨大トンボ (メガネウラ) ■ 巨大淡水魚 ┣ 超巨大淡水エイ ~ ヒマンチュラ ┣ メコンオオナマズ ┣ ウェルズ・キャットフィッシュ ┣ 巨
物故会員 川端 康成 かわばた やすなり 小説家 1899.6.14 - 1972.5.27 大阪市北区に生れる。 第四代日本ペンクラブ会長 ノーベル文学賞 文化勲章 日本藝術院会員。 「片腕」は昭和三十八年(1963)八月より翌年一月まで「新潮」に初出。 片腕 「片腕を一晩お貸ししてもいいわ。」と娘は言った。そして右腕を肩からはずすと、それを左手に持って私の膝(ひざ)においた。 「ありがとう。」と私は膝を見た。娘の右腕のあたたかさが膝に伝わった。 「あ、指輪をはめておきますわ。あたしの腕ですというしるしにね。」と娘は笑顔で左手を私の胸の前にあげた。「おねがい……。」 左片腕になった娘は指輪を抜き取ることがむずかしい。 「婚約指輪じゃないの?」と私は言った。 「そうじゃないの。母の形見なの。」 小粒のダイヤをいくつかならべた白金の指輪であった。 「あたしの婚約指輪と見られるでしょうけれど、
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