昨年登場したソニーのヘッドマウントディスプレー(HMD)「HMZ-T1」は、発売当初から大人気で店頭に並ぶどころか大量のバックオーダーを抱えて、数ヵ月待ちは当たり前という状況だった。 今年に入ってからも品薄の状況は続いており、筆者は6月頃になんとか入手できたが、その後には一時予約を打ち切る自体にまでなってしまった。どうやら日本だけでなく北米などでも人気に火が付いたようで、ここ最近のAVデバイスとしてはかなりの大ヒットとなっている。 そして、その2号機である「HMZ-T2」がドイツ・ベルリンで開催された家電ショー「IFA 2012」で発表されるやいなや、ネット上ではHMZ-T1のユーザーがその賛否について議論を闘わせている。 そんなHMZ-T2を10月13日に発売する、と本日ソニーが発表した(予想実売価格7万円前後)。今回その評価機をいち早くお借りすることができたのでレポートさせてもらった。
Xbox 360用の周辺機器として登場したモーションセンサー「Kinect for Xbox 360」だが、当初のゲーム入力装置という枠を超え、さまざまな研究者や開発者の手によって進化を続けている。もともとはKinect for Xbox 360のハッキングからスタートした試みが、現在ではマイクロソフト公式の開発ツールキットとして「Kinect for Windows」がリリースされ、より高度な仕組みとして実装が始まっている。今回紹介するのもそうした試みのひとつだ。 顔の移動や変化をリアルタイム追跡できる 「Face Tracking SDK」 最新のツールキット「Kinect for Windows SDK 1.5」ではいくつか新機能が付与されており、そのひとつに「Face Tracking SDK」の存在がある。人の顔をスキャンしてその頂点情報を読み込み、顔の移動や変化をリアルタイムで
ソニーの「HMZ-T1」は、その登場から大きなインパクトを持っていた。人目をひく近未来的なデザイン、3Dテレビには付きもののクロストークを完全に排除したこと、そして久々のソニー製有機ELパネルを採用したディスプレイであり、しかも仮想画面とはいえ“20メートル先に750インチ”を実現した。それが6万円前後という“手の届く価格”で販売されたことも大きい。 事実、発売前に銀座・ソニービルの「オーパス」で行われた試聴展示ではビルを囲むほどの行列ができ、昨年末は予約だけで品切れ状態が続くほどの人気ぶり。“ソニーの有機EL”を待ち望んでいたホームシアターファンはもとより、「プレイステーション3」と組み合わせて3Dゲームを楽しみたいゲームファンの心もつかむことに成功したようだ。 もう1つ見逃せないのは、この製品が開発現場から提案され、商品化に至った“ボトムアップ”のプロジェクトであったこと。このためHM
home > ガジェット > 3Dディスプレーとして使える! 2D&3Dフォトフレーム『FinePix REAL 3D V3』 富士フイルムは11月1日、2D&3D対応フォトフレーム『FinePix REAL 3D V3』を発表しました。発売日は11月12日(土)で、予想実売価格は5万円前後。 7.2インチ(800×600ドット)液晶を搭載し、同社の3Dデジカメ『FinePix REAL 3D W3』で撮影した3D画像や動画のほか、他社製カメラで撮影した3D静止画(MPO形式)、3D動画(AVI形式)も裸眼3D表示できます。 最大のトピックは、ブルーレイレコーダーやゲーム機など3D出力機器とHDMI(ハイスピード)で接続することで、3D映像を専用メガネなしで鑑賞できるディスプレーとして利用できること。手持ちのPCと接続すると、サイド・バイ・サイド方式で出力された映像も楽しめます。『Powe
ソニーは、頭部に装着するタイプの映像機器、つまりヘッドマウントディスプレイの「グラストロン」を1990年代後半に販売し、そのユニークなコンセプトと使い勝手で多くのファンを獲得した。今回取り上げる「HMZ-T1」は、その21世紀版といえなくもない製品だ。しかし、その内容と画質を見る限り、完全に似て非なるものであった。 まず過去のモデルとの最大の差異であり、「HMZ-T1」の大きな特長となっているのが、画質に大きくかかわるスペックの部分だ。表示パネルには、1280×720ピクセルの解像度を持つ有機ELパネルを採用。3Dに対応し、光学レンズによる45度の視野角を実現している。 3D表示に関しては、一般的なテレビでは実現が難しい大きなメリットを持つ。それは、1眼につき1枚のパネルが用意されている構造により、3D表示においてなにかと問題になるクロストークや解像度の低下が全く発生しない、ということだ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く