■香港の自由が危ない、中国政府が編集者逮捕と脅迫電話で習近平批判本の出版差し止め■ 香港といえば政治ゴシップ本百花繚乱の世界。中国本土では禁書扱いになっている共産党高官のゴシップ本、批判本がどかどか出版され、中国本土観光客のお土産としても喜ばれているのですが、このたび習近平ディス本の出版を差し止めるべく、中国当局は出版社編集の逮捕、脅迫電話という手を繰り出しました。香港の言論と出版の自由にも影響しかねない、重大な問題です。 主に2014年2月17日付自由時報を参照しました。 ■中国政府批判を続ける亡命作家・余傑 作家の余傑さん。記事「悪夢のような拷問、日常生活すら奪われた=亡命作家・余傑の出国声明全文」でも紹介しましたが、政府批判の言論活動を続けていたところ、拉致され命すら失いかねない拷問を受けました。その後、2012年に米国に亡命しています。 余傑さんの本は中国本土では出版できないわけで