■獄中にあるチベット人作家テウランのエッセイ「彼らは我々を動物のように扱う」■ チベット人作家タシ・ラプテン(筆名テウラン)は2009年7月26日にゾゲで突然拘束され、その後およそ2年後2011年6月2日に4年の刑を言い渡された。逮捕された時、彼はまだ蘭州西北民族学院の学生であった。彼は発禁となった雑誌「シャル・ドゥン・リ(ཤར་དུང་རི་東方のホラ貝の丘)」の編集者の1人であり、また短編集「血書༼ ཁྲག་ཡིག ༽」の著者でもある。この雑誌に関わった作家の多くが刑期を受けている。 テウランが在学中に発表したあるエッセイをチベット人権民主化センター(TCHRD)が7日付けで英訳していた。このチベット語原文を手に入れたのでご紹介する。 テウランは故郷の遊牧地帯に中国人観光客が押しよせ、我が物顔に振る舞い、なんの遠慮もなく、チベット人を珍しい動物であるかのように撮影することに耐え難い屈辱