●はじめに 電子工作を楽しむための市販キットやブレッドボード配線は非常に優れたもので,多くの技術者もここを出発点としていることでしょう.それでも,回路を少しアレンジしたり,ケースに入れて実用機器にしたいときは自由に配線できるユニバーサル基板(以下「自在基板」と表記)を使うことが多いことと思います. 雑誌の製作記事でも多くの筆者の方々が自在基板を使って作品を発表していますね.実態配線図まである記事もたくさんあります.しかし,自分で実際にやってみようとすると,どうでしょうか.電子工作を始めてすこし慣れてくると,この自在基板の配線がひとつのハードルに感じた人は私だけではないと思います. この連載では,私がいつも行っている方法を紹介しながら,どんな材料をどんな方法で組んでいるのか,途中ではサンプルの回路を作りながらお付き合いいただきたいと思います.
電子工作ではお馴染みのLM386(NJM386BD)を用いたアンプを作ってみました。 部品代もさほどかからずお手軽にパワーアンプを製作でき、ギターアンプ,インターホンなどに応用した多くの作例が公開されています。 今回はこのICがオーディオアンプ(と言うにはおこがましいが音楽鑑賞用)として実用になるのかどうかが興味の対象としてありました。 ICのスペックから見るとおり出力が0.5~1W程度であり、本格的なオーディオアンプとしては出力不足ではありますが、比較的高能率なスピーカーをさほど音量を上げずに鳴らした場合にどれほどの音質で鳴らせるのか、それを実際に製作してみて聴いてみる事にしました。 このICのオリジナルはLM386、今回は同等品のJRC製NJM386BDを使用します。 製作した回路図はこの様なものです。 NJM386BDのデータシートを読みながら検討します。 2番ピン,3番ピンの内部の
音楽は、ドレミファ・・の音階をもとに、それぞれの音をどれほどの長さで鳴らすかでつくられます。1章節という区切りに、全音符、2 分音符(図15.3)というように、1 章節の中の音の長さを分割し、音を鳴らす長さを表します。マイコンで音楽をつくる場合は、単純にそれぞれの音を鳴らす長さを指定します。例えば、ドの音を0.5 秒間鳴らし、次にレの音を1 秒間鳴らすというようにして、音楽をつくっていきます。 Figure:章節と音符 Figure:ドの音を鳴らす時間を調節する 音階と関数 音階をつくったあとに、音楽を鳴らしたいわけですが、ドレミドレ・・という順番で「ドのfor loop」の次に「レのfor loop」というように並べていっては、大変です。そこでドの関数、レの関数というようにそれぞれの音の関数をつくり、ドレミファソラシドの音階をつくります。次に楽譜に合わせて、それぞれの関数を呼び出す方法が
このページでは、LED(発光ダイオード)の明るさを可変抵抗を使って調節することのできる回路を学習します。PWM信号を用いているため、明るさを変えても色の変化がないのが特徴です。 1. PWM信号を使ったLED回路の動作 本章「4-1. LED回路を作る」で説明したように、LED(発光ダイオード)の明るさは流れる電流量によって決まります。そのため、LEDの明るさを自由に変えられるような回路を作る場合、LEDに流れる電流量を変える方法が考えられます。しかし、LEDは流れる電流が変わると光のスペクトルが変化するため、色が変わってしまうという問題があります。 そこで、LEDの色を変化させずに明るさを変える方法として、PWM(Pulse Width Modulation)信号を用いる方法があります。 PWM信号を発生する回路については前ページの「4-2. PWM信号を作る」で説明しましたので、このペ
また赤外線リモコン関係です。 赤外線リモコンは、38kHz のキャリア波にのせてデータを送ります。 この、38kHz を PWM (pulse width modulation) で作成してみたいと思いました。 そこで PWM について勉強しました。 AVR.jp http://www.avr.jp/ ここに、データシートの日本語訳があるので調べてみました。 いつもの ATtiny13A を使います。 OC0A, OC0B が PWM 出力に必要なピンです。 PWM にはいろいろモードがあるようですが、波形の調節がわかりやすいものということで、高速PWM動作を選びました。 PWM 出力周波数を 38kHz とするは、ATtiny13A を 1.2MHz で駆動すると、 ・分周なしで、( (1.2MHz / 38kHz ) / 1(分周) ) - 1 = 30.6 CPU cycles が必
2003.9.18 小山智史(弘前大学) AVRマイコンと高精度のクリスタルを使ったシンプルな時計です。「時分」が00:00〜11:59で表示されます。 プリセットボタンは、短く押すと1分ずつのカウントアップ、押し続けると高速でカウントアップします。 (写真)
ウレタン樹脂のワニスを導体に焼き付けた巻線です。 耐熱性,耐薬品性に優れています。 接続時被覆を剥がさずハンダ付けすることが可能です。 高周波における誘電特性に優れています。 入り数/長さ:2...
3月26 自作ファンコンその38 - ファン駆動回路 さてファンコンですが。 ArduinoっていうかAVRはPWM出力端子が多くあるので、初代ファンコンではソフトウェアPWMだったところをハードウェアPWMでやろうか、と思ったりしたわけです。 ただしハードウェアPWMでファンの電源をOFF/ONしまくると、回転数センサーの出力もバシバシ変わってしまってマトモに回転数が検出できなくなるので、コイルとコンデンサで平滑化して、なんちゃってバックコンバータみたいにすればよくね?という考えです。 とりあえず手始めに… ハードウェアPWMを使うとしたらスイッチング周波数はいくつになるのか。 Arduinoのクロックは16MHzですが、PICと違って1/4プリスケーラとか無いのでこれがそのまま16MHzで動くそうです。すごい。 8ビットのPWMにすると秒間16,000,000回カウンタがカウントアップ
今の子供たちにとっては、おもちゃは買って遊ぶのがあたりまえ?でも、自分で作ってみるのも楽しいかも? 子供たちに自分でものをつくる楽しみを経験して欲しいと思い、ジミに活動をはじめてみました。京都を中心に活動をしています。お父さんかお母さんが一緒なら、小学生くらいから作れるような内容です。是非、親子で一緒に体験してください。 昨年の夏休みに、うちの上の子が夏休みの工作で作った「アクリル板で光る絵」は、はんだ付けで作りました。でも、はんだ付けはちょっとハードルが高い、という方に、ソルダレス・ブレッドボード(以下、ブレッドボートと略します。)を使ってはんだ付けなしで作る方法を紹介します。ブレッドボードについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。 →「簡単に回路が作れるブレッドボードの使い方」 「看板直送ドットコム」さんのブログでも私のブログを紹介して頂きましたので、せっかくなので、「看板直送ドッ
『図解・わかる電子回路』という本を見ていたらタイマーICを使った昇圧回路がのっていたので作ってみることにした。まず作ってみたのは二倍圧回路というもの。電圧が二倍になるらしい。 本では電源は5Vだったけれども、ここでは1.5V、ICはLMC555CNにした。これでうまくいくのか…? 電圧は2.16Vにあがっていた。たしかに昇圧されていることはされているのだが、二倍からはだいぶ遠い。 しばらくそのままにしておくと、2.385Vまで上がった。 つぎに三倍圧回路。といっても、上の回路にダイオード二個とコンデンサ二個を足しただけ。 2.882V。これもしばらく待っていると3V以上にまで上がった。 うまく二倍とか三倍にならなかった理由はやはりLMC555CNが原因なのかなあ…という気がする。
【仕様】 ● 電源: AC100V/DC15V・24V(安定化) ● 電流制限抵抗: LED仕様による(7個直列) ● 基板の大きさ: 220×150×1.6mm(FR-4) ● スイッチ付き: 基板取り付けタイプ 【用途】 ライト・植物栽培・実験用など。 ●完成サンプル ウェブログあり 【注意】 ①電源と抵抗はLEDにより異なります。 ②FluxLEDの場合は98個のLEDを配線できます。LEDは100個入りです。 ③φ5LEDの場合は98個か196個のLEDを配線できます。LEDは100/200個入りです。 ④LEDの極性は基板に合わせて下さい。抵抗とスイッチには極性はありません。
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