宮崎県で猛威を振るった家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)は、県が「非常事態宣言」を2010年7月末に解除したことで、地元に安心感が広がり、県民生活にも活気が戻りつつある。8月9日まで実施した県の牛や豚全頭の清浄性確認調査でも異常は見つからず、27日に「終息宣言」が出るのは確実だ。 非常事態宣言解除を受け、旅行各社が宮崎ツアーを大々的に売り出すなど、支援の動きも加速、復興に向けた取り組みが動き出した。 宮崎市が緊急の観光キャンペーン始める 宮崎県の被害義援金呼びかけに対し、8月9日現在で、全国から総額30億5750万円が寄せられているという。口蹄疫対策を含む県の財源になる「ふるさと納税」の2010年分も3日現在、1億2535万円と昨年の30倍以上に跳ね上がっていてる。 著名人の動きも活発で、宮崎市在住のプロゴルファー、横峯さくらさんが、5月の試合の獲得賞金1200万円を寄付し、ゴルフの大会で