ASP.NETでは、ビューステート(ViewState)と呼ばれる機能により、Webページの状態は保存され自動的に復元される。ここではビューステートがどのように機能し、何の状態をどこに保存するのかを探ってみる。 ビューステートによる状態復元の仕組み まずは、ビューステートにより状態が復元される様子を実際に試してみよう。 Visual Studio .NETで「ASP.NET Webページ」のプロジェクトを新規作成し、次の画面ようにLabelコントロールとButtonコントロール(ここではTextプロパティを「何もしない」に変更している)を配置する。