まず最初に、ディスク上にデータベース格納領域を初期化する必要があります。 この格納領域をデータベースクラスタと呼びます。(標準SQLではカタログクラスタという用語が使用されています)。 データベースクラスタはデータベースの集合で、稼働しているデータベースサーバのただ一つのインスタンスを通して管理されます。 初期化が終わると、データベースクラスタにはpostgresという名前のデータベースが含まれています。 このデータベースは、ユーティリティ、ユーザ、サードパーティ製アプリケーションが使用するデフォルトデータベースになります。 データベースサーバ自身はこのpostgresデータベースの存在を必要としていませんが、多くの外部ユーティリティはその存在を想定しています。 初期化中に他にもtemplate1とtemplate0という2つのデータベースが各クラスタ内に作成されます。 その名前から推測で